BG2, 第1章、ドライアドたちと主人公の対話3、イモエンの心は乱れる
<2の続き>
イモエン
「あたしは昔よく夢見た…でも、あいつは見ない。あなた方の魅力でもあいつは何も感じなかったのね、でしょ?」
ウリン
「どうしてそれをご存知なの?私たちのように、あなたもあいつに触れられたんじゃなくって?イレニカスは自分には見つからないものを探してる、そしてそれが何か自分にもわからないくせに、もっとわからない人々の心を覗き込むのよ」
イモエン
「イレニカス…」
ウリン
「その名前は、死、醜さとの同義語」
イモエン
「いえ、死はそうじゃない。あいつが見せた…あいつの名に呪いあれ。この場所に呪いあれ」
ウリン
「自分の生きるべき場所で精一杯生きてちょうだい、若いお嬢さん。負けを受け入れてはおしまいよ。私たちは身をもって学んだわ」
イモエン
「あたしも学んだ…何か別のことを。ほんとにあなた方は綺麗。まともに見ていられないくらい。あたしはもううちに帰りたいわ。ああ、<主人公>、あたしたちはいつになったら帰れるの?」