BG2, SoA, *ファイターの本拠地クエスト*その一の②、商人は事後処理に満足する
<①の続き。自力でやりたい人はネタバレ注意!>
トルマス
「お主の領地の南外れの街道を、盗賊どもが横行しとるのだ!盗賊どもだ!わしは十年このかたわしの隊商をこの地方から通らしとるが、こんな所に盗賊が出たなど聞いたことがない!」
「お主はこの地方の安全の責任者だろうが…あの悪魔めらはわしの隊商に火をつけて、わしの荷を根こそぎ奪いよった!わしはこの損害の弁償と、やつらを能う限り速やかに殲滅するとの確約を要求する!」
「もしそうしなければ…もしわしの言うことを聞き流すなら、わしは二度とこの土地に足を踏み入れぬだけではない。貸し金の抵当として持っておる農地をみな、いますぐ取り上げてくれる!必ずそうしてやるとも!」
家令
「ふうむ…先に申し上げました通り、彼は簡単に無視してよろしい人物ではございません。抵当にした自分らの土地が取り上げられれば、多くの者が騒ぎ出しましょう。また、盗賊どもは、遅かれ早かれ何とかせねばならぬものでございます」
「わたくしどもには、まだ盗賊どもを相手取る余力はございません。巡視隊には人員がまだまだ不足しております。盗賊どもは、明らかにそこにつけ込んだのでございましょう。兵を雇うことが必要になると存じます、マイ・レディ」
「わたくし、500ゴールドで雇うことのできる信用できる傭兵団をいくつか存じております。この問題はそれでかたがつきましょう。そう…250ゴールドまで下げることもできましょうが、それだと時間がかかると存じます」
トルマス
「お喋りはもうたくさんだ!答えを聞かせてもらおう!わしに弁償するのか、しないのか?!」
主人公
「隊商はおいくらほどに見積もれますの、商人どの?」
トルマス
「フン。1000ゴールドはいくな、軽く」
主人公
「わかりました。では1000ゴールド、どうぞ」
トルマス
「あなたはまことにお気前がよい、マイ・レディ…ご領地のビジネスの重要さをよくご存知と見えます。で、盗賊どもについては?やつらはどうなさるおつもりで?」
主人公
「500ゴールドで傭兵団を雇うことにしましょう。領内から一掃してやりますわ」
トルマス
「なら大いに結構。わしもこの地方に戻って、地元の衆に品を届けることを続けるといたしましょう。あなたが約束をお守りくださる限りは、マイ・レディ」