BG2, SoA, エドウィンは主人公の真意を看破する①、メイヴァルの秘密
<ドック地区、メイヴァルのシーフギルドにて。メイヴァルに言われて、また客人エドウィンの所に戻った主人公は、エドウィンから意外なことを聞かされる>
エドウィン
「うむ、私が最初にかけていた極めて低い期待を、お前たちは越えてきたな。今や、お前たちはメイヴァルの保安上の信用を手にし、能力のあるところを私の目に見せた(まあチョッピリだがな)」
「お前たちのギルドへの忠誠はこの場限りのものだと私は確信しているがな。状況的にそのほうがよさそうだったので知らぬふりをしてやっていたが」
「お前たちが単細胞のならず者を装っていたのは利口なやり方だった。だが、レッド・ウィザード*の眼は単なる外見にはごまかされぬ。お前は何か隠している、<主人公>」
「お前がなぜここにいるかはわかっているのだ。お前がメイヴァルに媚びを売っているのは、褒美や金のためでも、別のギルドの頼みからでもない」
主人公
「何のこと?何を言ってるのかさっぱりわからないわ、エドウィン。わかりたいとも思わない」
エドウィン
「我が知性を侮辱するでない!(と言っても知性の何たるかがやつにわかると思えんが!)まだ偽るつもりなら、私はメイヴァルに我が疑いについて話さねばならなくなるぞ」
主人公
「わかった、私たちはメイヴァルをスパイしにここに来たの。あなたの望みは何、エドウィン?」
エドウィン
「実のところ、私はメイヴァルのリーナル・ブラッドスカルプに対する裏切りの証拠を、どこで我ら*が手に入れられるか知っている。それがここでのお前の目的、そうだろう?(うむ、そうだと思っていた)」
「メイヴァルは戦略的な優位に立ってリーナルに取って代わろうため、”ナイト・ナイヴズ*”に前から接近しているのだ。見事な計画だったが、私には先が読めていた」
*レッド・ウィザードはサーイ国(フェイルーン大陸東方の魔法王国)を牛耳る魔法使い団のメイジ。中にはエドウィンのように研究のためサーイを出て諸国をまわっている者もいる。
*エドウィン、ついここで、実は主人公の仲間になりたい気持ちが言葉に表れてしまってる😅
*センビア国(フェイルーン大陸中央にある内海の東岸にある国)発祥の盗賊ギルド名。