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BG2, SoA、モンタロンを探せ④、ハーパーのメロニアの話、バランスの維持

<③の続き。プレベクとゴブリンたちを退治して戻ると、ライロックは約束通り建物の中に入れてくれた。中は秘密主義組織の本部にしてはケバケバしい。主人公はそこにいた数名のハーパーに話を聞こうとする>

メロニア
「ようこそ、我が友よ。何かお力になれることがございますか?」
主人公
「ハーパーについて少し説明していただけませんか?」
メロニア
「では少し。でも、それですっかりはご理解できないかもしれませんが。ハーパーは”コード”*に従ってバランスを維持します。最大の悪も、最大の善も、統制から外れてはならないのです」
アノメン(主人公PTのプリースト)
「で、このバランスの維持を通じてお仲間が力を手にすることがあっても、それには関心がないと?ハーパーの者すべてがさような利他主義を発揮できるとは、私には信じかねる気がするが」
メロニア
「我らが重んじるのは智慧です。力や身分ではありません。たとえ名君であれ、その領土をあまりに拡大しすぎれば、他者を危険に陥れること暴王による圧政と同じ。我らは介入してバランスを取ります」
主人公
「それら一切はどのような組織力のもと行われるのですか?」
メロニア
「我らの組織は我らの最も大事な秘密でしてね、親愛なる方。もしあなたがガルヴァリーに、この街での我らのリーダーに、お会いすることがあれば、彼があなたに説明できるかもしれませんが」
主人公
「かもしれませんね。ありがとう。お暇します」
メロニア
「それではまた」


*ハーパー員はすべて、Code of the Harpers と呼ばれる数箇条の盟約に従って行動するよう求められる。

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