BG2, 第2章、ギルドマスターの話、ジンの営業妨害
<トレードミートにて。主人公は町長のいる建物のホールにいた商人ギルドのリーダーらしい女性にも声をかけてみる>
ギルドマスター・ブシア
「あなた、この町は初めてじゃなくって?よく町のなかに入れてもらえたもんだわ。ここじゃあなた方はあまり歓迎されなくてよ」
「それから、実のところ…もしあなた方がここの素晴らしい市場での買い物を目当てに来たんだったら、無駄足だったわね。ドルイドと…また別の問題があって…ここには買うものが何もないの」
主人公
「あなたのおっしゃる別の問題というのは?」
ブシア
「あなたがご心配なさるようなことじゃないわ、旅の方。私たちの町は崩壊の危険にあるとだけ言えば十分…ここにはあなたが買えるようなものが何もないの」
主人公
「買うものが何もないって?それは、誰にも売ってもらえないってことですか?」
ブシア
「いいえ。あなたが買おうにも何もないってこと。少なくとも、ここトレードミートで長らく商売してきた商人や行商人のところには何もない」
「もし、ほんとに…是が非でも買いたければ…町の正門の外にテントを張って陣取ってるダオ・ジンのところに行くこともできるけど。フン!やつらの付け値は法外だけれど、ここの売り物を何でも独り占めしてるわ」
「キャラヴァンは危険を恐れてやって来ない…少しはやって来ても、ダオが無尽蔵に持ってるらしい莫大な金で有無を言わせず品物を買い上げてしまうの」
主人公
「このダオを何とかすることはできないんですか?」
ブシア
「ヘン。この動物の襲撃が収まらない限り、意味はないわ。もしほんとに真剣に力になってくださるなら、まずこの件が終わってから私に声をかけてくださいな」
主人公
「ではお暇します」
ブシア
「ならどうぞ、旅の方」