BG2, SoA, 城主への就任①、家令の説明
<デアルニス城にて。ナリアから領主の名義を授けられた主人公は、城を管理する家令から、詳しい説明を受ける*ファイターの本拠地クエスト>
家令
「ご機嫌麗しゅう…御前さま。わたくし、その、ナリアさまから、あなた様がお城と周りの領地の新しいご主人になられると伺いましたが、左様でございましょうか?」
主人公
「そう、その通り」
家令
「よろしゅうございます。わたくし、このお城の家令の者でございます。デアルニス卿のご時世にはそのようにお仕えして参りました。あなた様にも同じようにお仕えして参りたいと存じます」
ナリア
「彼のことは保証するわ、<主人公>。彼は私の家に長い間、心から仕えてきてくれた…それに、ここには他に、ほんとの所、彼に代わってこの仕事ができる者はいないの、どちらにしても」
家令
「ナリアさまの仰せの通りだと存じます。わたくしこの城の日常のことを、召使いの取り締まりやご領地内の農民や住民の間で起きる小さな揉め事などを扱っております」
「またわたくし、税を集めてここの金庫に納めることもしております。もし、デアルニス卿のお定めになった税額をお変えになりたい場合は、わたくしにお申し付けください」
「底を突いた城兵の軍の再編と、城と城で働く人員の補償や補充に、税収の大部分が当てられることになりましょう」
「ですが、それでもなお、そう、毎週500ゴールドはお受け取りになれるかと存じます。お望みの時は、わたくしまで仰ってくだされば結構です*」
「大きな決裁ごとに関しましては、ええ、2、3週に一度はここにお確かめに戻られるとよいかと存じます。何か緊急の事態があれば、使いを御元に派遣いたします」
「今のところは…急を要することは別にございません。召使いらがまもなく城内を取り片付けにかかるでしょう。それから、デアルニス卿のご葬儀が営まれることになると存じます」
「他に…何かご質問がございましょうか?」
主人公
「ところで、この領土の規模はどのくらいのものなの?」
家令
「そうでございますね、お城そのものはもうご覧になられたと存じます。お城を取り巻く一帯の土地も、あなた様のご領有でございます。集落と呼べるほどのものはございませんが、豊かな農地がございます」
*実際は、二階の図書室にある箱から自分で取ることができます。