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BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#4

***ロマンスに人の助けはいらぬ!という人はネタばれ注意!***





<#3はこちら。ウマル・ヒルにて。この#4を聞くには野外で夜にキャンプすることが必要(月の話だし。でも雨が降ってたらどうなるんだろう)>

ラサード
「今夜は冷えますね」
主人公
「まだもっと冷えてきそうよ」
ラサード
「そうなるかもしれません」
「以前の私は夜が好きでした。月の女神*が私を見守っているという感じがして」
「今夜のような夜には、私は心が癒やされて静まるのを感じたものです。今や、ことは変わってしまった」
主人公
「あなたの道を信じていて、ラサード。あなたはまた心の平和を取り戻すわ。私は確信してる」
ラサード
「本当にそう思っているのですか?」*
主人公
「もちろんよ」
ラサード
「その言葉にどれほど私が力づけられているか、あなたにはわからないでしょう、<主人公>。全世界が私の敵になったような気がする時でも、私はあなたなら、ただあなただけは、信頼することができる」
主人公
「私はあなたの友達だもの」
ラサード
「ええ。友達ですね」
主人公
「友達以外の何だっていうの?」
ラサード
「私は―ひょっとしたら―我々は友達以上の何かかもしれないと―一瞬、そう―期待した―のかも?ああ!忘れてください」
「正直に言うと、私にもわからないのです。私はもう自分で自分の心が信用できませんから」
主人公
「そう。なら、あなたが自分の心がわかったと思った時、いつでもいいから私に聞かせて」


#5に続く。
*セルーネイのこと。セルーネイは星々と導きの女神。ラサードは彼女を信仰するサンソウル教団に属していたが、殺された兄の仇を討つため教団を離れた、というか追われてしまった。あとのセリフで「今やことは変わってしまった」というのはそれを指す。
*ゲーム内では、ラサードとの交流において主人公は常日頃は冗談ばっかり言ってるという設定なので、一応疑ってるわけ。

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