【8月24日】マーケットレポート　『三井住友FG、2023年にでも米ネット金融参入か』

本日の市場

株式市場（8/23終値）

ダウ：32909.59（▲154.02）
ナスダック：12381.30（▲0.27）
S&P：4128.73（▲9.26）
日経平均：28452.75（▲341.75）
…FRBによる積極的な利上げが続くとの見方から幅広い銘柄に売りが出た。また、欧州市場でも天然ガス高等による物価高や欧州中央銀行（ECB）による金融引き締め継続の観測が株価の重荷となった。

為替相場（8/23 17時時点）

1ドル = 137.27 - 29（円安↑）
…米国の積極的な金融引き締め観測などを背景に長期金利がさらに上昇。日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが優勢となり、円安方向に進みました。

ニュースレビュー

三井住友FG、2023年にでも米ネット金融参入か

三井住友FGは、2023年に新たなネット銀行を立ち上げ、米国で個人ローンなどの個人向け金融への参入を目指す。
人口増と経済成長が続く米国市場は魅力的だが、高い技術を持つフィンテック企業との競争に打ち勝ち、思惑通りの収益を高めていけるかは読みきれない部分もある。

NISA、投資可能期間/非課税期間、恒久化の可能性あり

金融庁は2023年度の税制改正に向け、NISAの恒久化、投資可能額の引き上げを要望する。現在、制限のある投資可能期間と非課税期間を撤廃し、さらに投資可能額を引き上げることで、より大胆かつ長期での資産運用が可能になり、岸田政権が打ち出した「資産所得倍増プラン」の実現に近づくことが期待される。