くらた@銀行員

徹底的に金融マーケットの勉強をします。あとネタツイも少々。noteで日々のマーケットレポートを発信中(平日朝6時30分までに投稿)。2年目銀行員。

くらた@銀行員

徹底的に金融マーケットの勉強をします。あとネタツイも少々。noteで日々のマーケットレポートを発信中(平日朝6時30分までに投稿)。2年目銀行員。

マガジン

  • 金融マーケット勉強

    仕事や新聞、資格勉強を通じて、生まれた疑問を一度立ち止まって調べたり、まとめたりします。

  • 今日のマーケットレポート

    日別の株式市場、債券市場、為替相場の動向や重要トピックなどの要点を5分程度で掴める記事を発信します。 平日(月〜金)毎朝6時30分までに投稿。

  • 週間マーケットレポート

    週間別の株式市場、債券市場、為替相場の動向を掴める記事を発信します。

  • 運用レポート

    運用レポートを毎週報告します。

最近の記事

【金融マーケット勉強 #6】固定金利型の貸出金利は「長期金利」を元に決まり、変動金利型の貸出金利は「短期金利」を元に決まるのはなぜか?

だいぶ昔の話ですが、昨年12月に「長期金利操作の許容変動幅を±0.25%→±0.5%」に引き上げる、一言で言うと「長期金利上昇」という出来事がありました。 その際、「住宅ローンの金利は上がるのか?」という質問をお客様から受ける機会が何度もありました。私は「今借りている分は上がりませんし、今回影響を受けるのは固定金利型だけですので..........」などと上司から言われたことを機械的に説明していましが、「そもそもどうして、長期金利の影響を受けるのは固定金利だけで、短期金利の

    • 【12月27日】マーケットレポート 『前週末の米株高をうけ、アジア市場では投資家心理改善』

      本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・休場 【東京市場】 ・前週までの大幅下落をうけ、自律反発狙いの買いが優勢⬆ ・資源高を背景とした米株高をうけ、東京市場でも鉱業や商社などの関連銘柄に買いがはいった⬆ ・前週に大幅上昇した銀行や保険株には利益確定の売りが出た⬇ 【アジア市場】 ・米株高を背景に投資家心理が改善⬆ ・上海総合指数は前営業日まで7日連続で下げていたため、自律反発狙いの買いがはいった⬆ ●為替相場 ・

      • 【12月26日】マーケットレポート 『インフレ縮小期待により、米株小幅高。』

        本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・11月米PCE物価指数はコア指数が前年同月比4.7%上昇と伸び率は市場予想(4.6%)を上回った。それにより、FRBによる利上げが長期化するとの見方から米長期金利が上昇。ハイテク株の一角が売られた⬇ ・12月の米消費者態度指数で消費者が予想する1年先のインフレ率が1年半ぶりの低水準となり、今後は縮小方向に向かうとの見方から株式の買い直しを促した⬆ ・米原油先物相場が約3%上昇し、収益押し上げ期待から石油のシェブロンや建機のキャ

        • 【12月21日】マーケットレポート 『前日までの大幅下落の反動により、短期的な戻りを見込む買い優勢。米株小幅高。』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・前日までの4営業日で約1,350ドル下げており、景気敏感株を中心に短期的な戻りを見込む買いがはいっている⬆ ・一方で、世界の主要中央銀行による金融引き締めが景気を冷やすとの懸念は根強く、積極的に上値を追う動きは乏しい⬇ ・日銀の金融緩和修正により、アメリカ債券市場に流れていた資金が日本へ。それにより、米長期金利上昇により、銀行株が買われた⬆ ・一方、高PERのハイテク株は難聴に推移した⬇ 【東京市場】 ・前場は、足元の相場下

        • 【金融マーケット勉強 #6】固定金利型の貸出金利は「長期金利」を元に決まり、変動金利型の貸出金利は「短期金利」を元に決まるのはなぜか?

        • 【12月27日】マーケットレポート 『前週末の米株高をうけ、アジア市場では投資家心理改善』

        • 【12月26日】マーケットレポート 『インフレ縮小期待により、米株小幅高。』

        • 【12月21日】マーケットレポート 『前日までの大幅下落の反動により、短期的な戻りを見込む買い優勢。米株小幅高。』

        マガジン

        • 金融マーケット勉強
          6本
        • 今日のマーケットレポート
          81本
        • 週間マーケットレポート
          7本
        • 運用レポート
          6本

        記事

          【12月20日】マーケットレポート 『引き続き景気悪化懸念&米金利上昇により、米株安』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・米長期金利の上昇をうけ、高PERのハイテク株が売られた⬇ ・FRBによる金融引き締め長期化懸念が強い⬇ 【東京市場】 ・約1ヶ月半ぶりの安値⬇ ・前週末の米株が下げた流れを引き継いだ⬇ 【アジア市場】 ・米景気悪化やFRBの金融引き締めを巡る警戒感から、売りがやや優勢だった⬇ ・中国の新型コロナウイルスの感染拡大が重荷となった⬇ ・売り材料自体は少なく、下げ幅は限定的だった⬆ ●為替相場 ・FRBの積極的な金融引き締め

          【12月20日】マーケットレポート 『引き続き景気悪化懸念&米金利上昇により、米株安』

          【12月19日】マーケットレポート 『引き続き景気悪化懸念、消費関連を中心に売り優勢』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・FRBの利上げ継続が一段の景気悪化を招くとの懸念が根強く、消費関連を中心に幅広い銘柄で売られた⬇ ・ECBも15日の理事会で利上げ継続を主張し、世界の主要銀行による金融引き締めが景気を冷やすと警戒された⬇ 【東京市場】 ・約1ヶ月ぶりの安値⬇ ・前日の欧米株式相場が景気後退懸念を背景に急落した(米小売売上高など)流れが波及した⬇ ・欧米の利上げで来年は景気後退色が強まるとの見方から、海外勢はグローバルに株式のウエートを引き下

          【12月19日】マーケットレポート 『引き続き景気悪化懸念、消費関連を中心に売り優勢』

          【12月16日】マーケットレポート 『米個人消費の減速、景気後退入り懸念によりダウ▲764ドル安』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・11月米小売売上高は前月比▲0.6%減(市場予想▲0.3%減)と個人消費の減速を示し、景気後退入りに対する警戒感が強まった⬇ 【東京市場】 ・前日の米国株が下落するなか、日本株も売りに押された⬇ ・防衛費の増額方針を手がかりに重工株(三菱重、川重など)に買いが集まった⬆ 【アジア市場】 ・FRBによる利上げの長期化懸念が意識され、売りが先行⬇ ・11月中国での工業生産高が市場予想を下回ったほか、小売売上高も前年同月から減少

          【12月16日】マーケットレポート 『米個人消費の減速、景気後退入り懸念によりダウ▲764ドル安』

          【12月15日】マーケットレポート 『2023年末、政策金利見通しが市場の予想上回り、株安に』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・12月FOMCにて、2023年末の政策金利の見通しを前回予想より0.5%引き上げた5.1%と市場の一部の想定より大きく、景気悪化を懸念した売りが優勢⬇ ・最近の株価の回復基調に対し、パウエル議長が牽制しなかったことが市場ではハト派と受け止められ、引けにかけ上昇する場面もあった⬆ 【東京市場】 ・11月米CPIの上昇率が市場予想を下回り、米国の利上げが長期化することへの過度な警戒感が和らいだ⬆ ・米株価指数先物が上昇したのも手

          【12月15日】マーケットレポート 『2023年末、政策金利見通しが市場の予想上回り、株安に』

          【12月14日】マーケットレポート 『11月米CPI市場予想下回り、米株高』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・11月米CPIが市場予想を下回り、FRBが金融引き締めを長く続けて米景気を冷やすとの懸念が後退した⬆ ・買い一巡後は相場は上値が重くなり、FOMCの結果を見極めたいとの様子見姿勢から、持ち高調整や利益確定の売りが出た⬇ 【東京市場】 ・前日の米株式相場が上昇し、値がさ株の一角に買いが入った⬆ ・円相場下落も自動車株の支えになった⬆ ・心理的節目の2万8000円を上回る場面では売りが膨らみ、上値は限られた⬇ 【アジア市場】

          【12月14日】マーケットレポート 『11月米CPI市場予想下回り、米株高』

          【12月13日】マーケットレポート 『前週下げに対する反発商状』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・前週に953ドル下げた反発により、ダウは反発。景気敏感株などにかけて上げ幅を広げた⬆ 【東京市場】 ・11月米PPIが市場予想を上回り、米長期金利は上昇。それをうけ東京市場でも高PERのグロース株を中心に売りが出た⬇ ・11月米CPIやFOMCの結果発表を控え、様子見ムード 【アジア市場】 ・前週末の米株安が重荷に⬇ ・11月米PPIが市場予想を上回ったことをうけ、米長期金利が上昇。米利上げ長期化への警戒感が相場の重荷に⬇

          【12月13日】マーケットレポート 『前週下げに対する反発商状』

          【12月12日】マーケットレポート 『PPI予想上振れ、米長期金利上昇もあり、株安に』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・11月米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、FRBの利上げ継続を促すとの見方が強まった⬇ ・米長期金利の上昇も株式市場の重荷となり、取引終了にかけて下げ幅を広げた⬇ 【東京市場】 ・前日の米株式相場の上昇を手がかりに幅広い銘柄に買いがはいった⬆ ・香港株や台湾株の上昇も追い風に⬆ ・前日におよそ1ヶ月ぶりの安値水準をつけていたため、目先の反発を見込んだ買いが入りやすかった⬆ ・前日にSOX指数が上昇し、東京市場でも半導

          【12月12日】マーケットレポート 『PPI予想上振れ、米長期金利上昇もあり、株安に』

          【金融マーケット勉強 #5】生産者物価指数(PPI)を簡単にまとめてみる

          今回は、ざっと生産者物価指数(PPI)についてまとめていきます。 生産者物価指数(PPI)とは?意味 一言でいうと「"企業が購入するモノ"の値段が(昨年から)どれくらい上がっているかを測定したもの」です。 例えば、「PPIが前年比+5%」という結果だった場合、昨年企業間で100万円で取引されていたものが今では105万円で取引されているということを示します。 英語では、Producer Price Indexと言い、PPIと略されます。 ちなみにネットで検索するとこのよ

          【金融マーケット勉強 #5】生産者物価指数(PPI)を簡単にまとめてみる

          【12月5日~12月9日】週間マーケットレポート

          過去●外国市場 【5(月)】 ・11月ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回り、FRBの金融引締が長期化するとの懸念が広がった⬇ ・米長期金利上昇により、ハイテク株全般に売りが優勢だった⬇ ・石油安をうけ、石油のシェブロンも安い⬇ 【6(火)】 ・11月ISM非製造業景況感指数や雇用統計が米景気の底堅さを示したことで、政策金利の最終到達点が高くなるとの警戒感から株安へ⬇ ・9日の11月米PPIの発表を控え、積極的な買いは見送られた⬇ 【7(水)】 ・前日までの2日間で

          【12月5日~12月9日】週間マーケットレポート

          【12月9日】マーケットレポート 『押し目買い優勢も、買い一巡後は様子見ムード』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・このところ相場が下げていた反動で押し目買いが優勢⬆ ・11月米PPIや11月米CPIなど物価指標の発表を控えていることもあり、買い一巡後は上値が重かった⬇ 【東京市場】 ・利上げ長期化による米景気減速の懸念が意識され、主力株を中心に売りが優勢⬇ ・午後は中国の衛生当局が新型コロナウイルス対策の防疫措置に関する記者会見を開く予定で、一段と規制が緩和されるとの期待が下値を支えた⬆ 【アジア市場】 ・米金融引き締めの長期化観測や

          【12月9日】マーケットレポート 『押し目買い優勢も、買い一巡後は様子見ムード』

          【12月8日】マーケットレポート 『重要指標発表を前に様子見ムード』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・前日までの2日間で830ドルあまり下落したことから値ごろ感の買いが相場を支えた⬆ ・その反面、FRBの利上げが米景気を冷やすとの見方から上値は重かった⬇ ・11月米PPIや11月米CPIなど物価指標の発表を前に積極的な買いは手控えられた⬇ 【東京市場】 ・前日の米市場の下落をうけて、東京市場でもハイテク株などに売りが出た⬇ ・前日の米市場ではSOX指数が▲2%安となり、東京市場でも半導体関連を中心に売りが出た⬇ ・中国の「ゼ

          【12月8日】マーケットレポート 『重要指標発表を前に様子見ムード』

          【12月7日】マーケットレポート 『利上げ長期化懸念により、米株安へ』

          本日の市場●株式市場&債券市場 【外国市場】 ・11月ISM非製造業景況感指数や雇用統計が米景気の底堅さを示したことで、政策金利の最終到達点が高くなるとの警戒感から株安へ⬇ ・9日の11月米PPIの発表を控え、積極的な買いは見送られた⬇ 【東京市場】 ・前日の米株相場下落をうけ、朝方は売りが先行した⬇ ・足元の円安・ドル高により、輸出企業の業績改善期待により自動車関連株などに買いがはいった⬆ ・中国では各地での新型コロナ対策の緩和が相次いで伝わり、中国経済の下振れ懸念が和

          【12月7日】マーケットレポート 『利上げ長期化懸念により、米株安へ』