【11月18日】マーケットレポート 『3年ぶり、日中首脳が会談』
本日の市場
●株式市場&債券市場
【外国市場】
・FRB高官が相次いで「タカ派」姿勢を示し、足元で強まっていた利上げ減速の観測が後退した⬇
・米金利上昇により、株式の相対的な割高感を意識する売りが優勢⬇
・セントルイス連銀のブラード総裁「まだ十分に景気に制限的な水準に達していない」と一段の利上げの必要性を主張した⬇
【東京市場】
・前日の米国株市場で半導体株が下落した流れをうけ、東京市場でも半導体関連株に売りが波及した⬇
・アジア株式市場の下落などから、手控え気分が見られた⬇
【アジア市場】
・中国本土で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを蒸し返され、香港を中心にリスク資産をへらす動きにつながった⬇
●為替相場
・米金利上昇により、日米金利差拡大を見込んだ円売りドル買いが先行
本日のトピック
①3年ぶり、日中首脳が会談
岸田文雄首相は17日、タイのバンコクで中国の習近平国家主席と45分間会談した
・台湾有事リスクを踏まえ、意図せぬ衝突を避ける狙い
・日中首脳が対面会談するのは2019年12月以来およそ3年ぶり
・ウクライナ情勢に関しては核使用反対の認識を共有した
・習氏は台湾問題について「内政干渉は受け入れない」と反発した