【10月24日】マーケットレポート 『再び円買い介入、151円台から144円へ』
本日の市場
●株式市場&債券市場
【外国市場】
・FRBが年内に利上げを減速するとの観測から米金利低下&米株高
・米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)が「FRBは11月のFOMCで、その次の12月会合で利上げ幅を縮小するかどうか協議する」と報じたことや、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁「利上げペースを緩めることを協議し始める時期に来ている」と述べたことが要因
【東京市場】
・前日の米株安をうけ、朝方から売り優勢
・東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体関連株に買いが波及
・1ドル=150円台半ばまで円安が進行したことから、日本経済への悪影響も意識され、午後はじり安となった
●為替相場
・21日23:30〜22日1:00にかけて、日銀、政府による為替介入が行われ、5円以上円高ドル安が進んだ。介入一巡後は円売りも出て、147円後半で取引を終えた
本日のトピック
①再び円買い介入、151円台から144円へ
政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に踏み切ったと関係者が明らかにした。
・政府、日銀は1ヶ月半ぶりの為替介入を実施
・21(金)夜に1ドル=151円90銭→144円台
・神田財務大臣「介入の有無についてはコメントしかねる」
・一巡後は円売りも出て、147円台後半で取引を終えた
②日本9月物価上昇率、31年ぶり3%
総務省が21日発表した9月の消費者物価指数は生鮮食品を除いて、3.0%と31年ぶりの高水準となった。
・円安による輸入物価の上昇による
・10月からさらに値上げラッシュ
・賃上げは鈍い
・日銀は金融緩和継続
・28日には日銀の金融政策決定会合あり
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