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【11月21~25日】週間マーケットレポート

過去

●外国市場

【21(月)】
・木曜日の米祝日を前に、手控え感が強かった⬇
・中国での新型コロナウイルスの感染拡大を背景に米原油先物相場が下落、採算悪化への懸念から石油株やハイテク株の一角が売られた⬇
・一方で、ドラッグストアの「ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス」や飲料の「コカ・コーラ」などのディフェンシブ株は買われ、相場を支えた⬆

【22(火)】
・米長期金利の低下で米株の相対的な割高感が薄れ、相場を押し上げた⬆
・年末商戦を見込んだ消費関連株全般(ホーム・デポ、ナイキ、ベストバイ、ディックス・スポーティング・グッズetc.)に買いが広がった⬆
・米原油先物相場が一時3%上昇したことで、石油のシェブロンや、化学のダウ、建機のキャタピラーも上昇⬆

【23(水)】
・11月FOMCの議事要旨で、多くの参加者が利上げ減速を支持していることから金融引き締めへの警戒感が後退し、買いが優勢となっている⬆
・米長期金利が低下し、高PERのハイテク株が上昇⬆
➔顧客情報管理のセールスフォース⬆
➔ソフトウエアのマイクロソフト⬆
➔映画・娯楽のウォルト・ディズニー⬆
➔クレジットカードのビザ⬆

【24(木)】
・休場

【25(金)】
・中国での新型コロナ再拡大をうけ、中国の生産・販売比率の高い銘柄には懸念材料になった⬇
・FRBの利上げペースが減速するとの期待が相場を支えた⬆

(出所)Googleファイナンス、Bloomberg

●日本市場

【21(月)】
・前週末の米国株高などから、買い気がみられ、続伸商状で始まる⬆
・中国の新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から香港株が大きく値下がりし、日本株の重しとなった⬇
・今期純利益見通しを下方修正したSOMPOが大きく下げた⬇

【22(火)】
・1ドル=142円台前半まで円安が進行したことで、輸出関連銘柄の企業収益が改善するとの期待から買われた⬆
・時間外の米株価指数先物相場の上昇をうけ、幅広い業種が買われた⬆
・後場は、新たな手掛かり材料に乏しい上、東京市場は翌日休場のため様子見ムードが漂った⬇

【23(水)】
・休場

【24(木)】
・米利上げペースが減速するとの思惑などから前日までの米株式市場が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が買われた⬆
・後場は、新たな手掛かり材料に乏しい上、米株市場は今夜休場となるため様子見気分が強かった⬇

【25(金)】
・中国景気の先行き懸念と、日経平均が9月中旬以来の高値圏だったこともあり、利益確定売りが出た⬇
・中国の新型コロナウイルス感染拡大報道により、中国関連とされる銘柄が売られた⬇
・米株市場が祝日による休場で、今晩も短縮取引となるため、様子見ムード

(出所)Googleファイナンス

●市場に影響を与えたと思われる情報

【外国市場】
・中国コロナ動向
・米原油先物相場
・米長期金利
・「年末にかけて株価は上昇する」という経験則
・FOMC議事要旨

【日本市場】
・前日の米国株動向
・中国コロナ動向
・円安による輸出関連企業の収益改善期待
・米国休場

未来

来週の予定

●28(月)
・(米)11月消費者信頼感指数
●29(火)
・(米)11月ADP雇用統計
・(米)10月JOLT求人件数
●30(水)
・(米)11月ADP雇用統計
・(米)7-9月GDP改定値
●1(木)
・(米)11月ISM製造業景況指数
●2(金)
・(米)11月雇用統計

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