社会評論15
「偶像崇拝=リヴァイアサン=社会=或いは社会主義
=或いは、「個人より社会重視」思想=右翼の求めているのは、
天皇の偶像化」
そして、偶像崇拝は哲学的(考える人間)にいえば、
「愚か」である。
と、評価される。
旧約聖書は「伝説である」という安っぽい理解ではなく、
「人間の考えてきた知恵の集積である」として
西洋哲学では理解されている。
日本会議・右翼・日本保守の目指す「自虐史観」排除とは、
結局の所、
「日本人は反省してはいかん」
日本人すごい、日本人偉い、日本人いいね、
日本人スキ、しか言ってはいかん、ということになる。
いわゆる、批判、批評、評論は「してはいかん」
ということになる。
そして、批判批評は、誹謗中傷名誉毀損へと変換される。
(既にそういう方向へ日本は進んでいる)
哲学で重要な位置を占める倫理とは、
「反省する人間」=「成長する人間」である。
つまり日本には哲学がない、とは、
この様な風土から生まれている。
人の行動は全て
「好み」で行われる
だから議論とは、各人の好みを言い合っていると気付くべきだ。
そして各人の自分の好みが「正しい」と言われている。
これは人間が自由を求めている、ということ。
=各人が自分の好みを求めているということ。
そして自由とは自分の好みに行動する事なのである。
好みに理由有りや無しや?
従って、論理など「無い」のだ。
論理とは所詮、自分の好みを説明している。
自分の論理を最初まで、逆上れば、
必ず自分の好みがあることに気付くだろう。
そこには「自分はこうしたい」に行き着く。
「日本会議の正体」青木理著<根底にある宗教心>
日本会議の実相をまとめると・・・
生長の家に出自を持つ者たちの政治活動が日本会議へ
の源流になった。
現在の生長の家は政治活動は、行っておらず、
ただ日本会議の中枢には生長の家の信者が居る。
そうした者達は、生長の家の創始者の思想を熱心に信奉し
谷口雅春氏の政治的な教え・・・
極右的で、超復古主義的、日本民族中心主義、・・・
そんな者達はきわめて真面目であり、富や名声を求めず
時には裏方に徹して働く、滅私心を持って居る。
「地方から都市へ」という左翼毛沢東ばりの運動方針を真似、
自らは表舞台へ出ない者も多い。
(裏で=国民の見えないところで支配するスタイルになる)
何よりもそうした者たちの根っこには宗教心がある。
宗教心は容易に揺るがず、容易に変わることがなく、
変えることも出来ない。
人からどう見られようと気にせず、諦めず、信ずることろに向かいひたすら歩を進めていく。
だから強い、だから曲がらない、だから、しつこい。
同時にその運動の根底には抜きがたいほどのカルト性が内包されている
様に思えて仕方がない。
<「人は人を変えられない」は、
自らの姿を見ればわかる真理>
ところが「人は人を変えようとする」
のが一般的人間の姿になっている。
だから支配は矛盾となる。
故に太平洋戦争を起こした日本は破れ、
主な理由は、「自然」現象として敗れたのだ。
人を(=社会を)支配するということには無理がある。
反発がある。
そして支配者は何時か敗れるという運命にある。
安倍氏の死亡は自らの支配欲が招いた悲劇と見るのが妥当なのだ。
以上のことは社会の第一原理だが、
ほとんどの人は自覚することが出来ない。
実質的社会哲学者である夏目漱石は、
「自分が自由になりたければ他人も自由にしなければならない」
と言っている。
これを知らない奴とは馬鹿なのである。
太宰治:「社会とは他人のことである」
「社会とは貴方のことである」
太宰氏ほど勉強している者はざらには居ない。
<隣の芝はよく見える>
に、だまされる馬鹿。
「日本の物価を上げよう」
これが日本が十年以上にわたりやって来た合言葉だった。
そうした日本の馬鹿経済学によって、
物価上昇を10年以上めざし、
無駄な金を使い(日銀の株買占めや、国債買占め)
物価高になったら(皮肉にも他の要因で)
物価が高くなって不幸になっていることに気付き、
国民はブーブー言っている。
つまり高くなったら安くしろと言い、
つまり安定していたころが一番よかったのだとやっと気付き・・・
(白川日銀時代が正しかったと)
日本という成熟社会にとって、
物価高で成長している様に見える外国が、
隣の芝である。
<「思想」という言葉の意味>
「思想」とは、辞書に依ると:
「まとまった考え」
とある。
しかし、
私見に依れば、
思想とは個性である。
「個性的個人の考え」と定義できる。
集団的思想は、例えば「日本思想」ですが、
これも、集団的個性と呼べる。
集団的個性は、
一つの個性(=思想)が社会の中で広がった物にすぎない。
日本思想とは他国の個性とは異なった個性的考え、と呼べる。
宗教も、思想で、一人の教祖の考えが、
信じられる人によって複数化したものにすぎない。
思想とは個性的な考えと定義できる。
従って思想とは真理とは違う。
真理も含むが真理でないものも含む。
人間の考えは、誰の考えでも、
真理を含んでいるが、
真理ではない物も含んでいる。
つまりどんな偉い人でも、
真理と真理ではないことを放言する。
<生長の家と日本会議は、現在は断絶して無関係になっている>
「日本会議の正体」青木理著
生長の家は現実政治とのかかわりを一切絶った。
2016年、生長の家は次のような文書をホームページに掲載し、
「当教団は安倍晋三首相の政治姿勢にたいして明確な
反対の意思を表明する為に・・・
安倍政権は民主政治を軽視し、
原発の惨禍を省みずに再稼動を強行し、
海外に向かっては緊張を高め、
原発の技術輸出に注力するなど、
私たちの信仰や信念と相容れない政策や政治運営を行ってきたからです。
・・・元生長の家信者達が・・・
既に歴史的役割を終わった主張に固執し・・・
活動を行っていることに対し、まことに慙愧に耐えない思いを抱くものです。
日本会議の主張する政治路線は、生長の家の現在の信念と方法とは全く異質の物であり、
はっきり言えば時代錯誤です。
彼らの主張は古い政治を金科玉条として狭隘なイデオロギーに陥っています。
宗教的観点から言えば、原理主義と呼ぶべきものです。
私たちは、日本を再び間違った道へ進ませない為に安倍政権の政治姿勢に
対して明確に反対の意思を表明します」
<政治なんてもんは>
売り言葉に買い言葉で延々とつまらない議論をしていても
しょうがない。
政治は単純に国民の過半数が、望むことをやってくれればいい。
多数決で決められた人物や政党に「任せる」事じゃない。
多数決で原発を進めるのか止めるのか、とか、
国民多数決で、ウイズコロナにするのかウイルス抑制をするのか、とか、
単純に政府は国民多数決を実行してくれれば、良い。
日本の不幸は国民の多数決を実行しないことからおきている。
日本は民主主義否定の国、というのが
分かりそうなものなのだが。
<シルバー民主主義を言う人はフェイクニュースの発信者>
日本の若者が老人になって、
今の日本の老人と違う老人になるだろうか?
まず、
なるわけがない。
蛙の子はカエル。
日本人の子は日本人になるだけでしょう。
もし、日本の若者が老人になって、
日本的老人ではなく世界常識的老人になっていたとしたら、
日本は変わるだろう。
しかしそんなことはあり得ない。
今の日本の若者が老人になっても今の老人のようになるだけ、
を保証します。
FIRE尾崎豊:
ビールにウイスキー バーボン ウオッカを
しこたま買い込んでシートに放り込んで、
俺たちは、この街中で一番今夜もワイルドな奴等になってやるのさ。
そして、ちょっとだけクレイジーに、わずかな夜をすり抜けて行くのさ。
夜空の流星より早く
体制に逆らいながら振りかざす俺が手に持っているのはサーベル。
おびえ震えている人々の凍えた体を包んであげよう優しく
俺は星空を見つめながら明日の正義を待っている。
矛盾するこの世界で
一番大切な物がある
何が人の心を支配してるの
おかしな奴だとマトモな振りした奴等に笑われ続けていてもいいのさ
何がこの世で一番大切なのかを知っているのは、この俺の方だぜ
だって自然の醜さを知りながら心を込めて歌っているんだぜ
悲しみに溢れる世界で孤独に打ちのめされても
熱い気持ちを燃やし続けようぜFire
<神と自由と真理について>
神は自由である。
したがって、神は真理を行っているわけではなく、
「恣意」である。
神の恣意が真理と勝手に人間が勘違いする。
という事は、デカルトによっても言及されている。
これが、西洋哲学の知見になっている。
<日本青年協議会の正体>
「日本会議の正体」青木理著
日本青年協議会は1970年、結成された。
日本青年協議会が改組される様な形で発足した日本協議会も
今なお存続していて、実を言うと両組織の本部は日本会議
と同じ東京目黒のビルに置かれている。
即ち、日本青年協議会、日本協議会、とは、
日本会議の活動を支える実務部隊なのである。
「・・・日本青年協議会があって、さらに日本協議会がある。
日本会議の実質的な政治活動をしているのは日本青年協議会ですからね」
COOKIE尾崎豊:
目頭とがらせて競い合っているだけで
気取って見せる程、幸せでもないだろう。
言い訳なんかは、まだしたくはないけど
生きてゆくための愛し方さえ誰も知らない。
新聞に書かれた人脅かすニュース
美味しい食事にさえ僕らはありつけない。
空から降る雨はもう綺麗じゃないし、
晴れた空の向こうは季節を狂わせている
正義や真実は偽られ語られる。
人の命が、たやすくもて遊ばれている。
アー未来を信じて育てられてきたのに、
早く僕たちを幸せにしてほしいよ。
好き嫌いなく食べろと言われ育った
大人のいうことを信じろと言われ育った。
答えがあるならば出さなければならなかったし
嘘をつくなと言われて育てられた
僕たちの親が作った経済大国
だけど文明は、どこかで一人歩きしている。
法律の名の下に作り上げた平和
だけど首をひねって悩んでいるのはなぜ
今日が終わって迎えるあしたの為に
答えは、まだ何も出されてはいない
ああ僕は、あすを信じて生きて行こう。
急ぎ過ぎた世界の過ちを取り戻そう
Hey おいらの愛しい人よ
おいらの為にクッキーを焼いてくれ
温かいミルクもいれてくれ
おいらの為にクッキーを焼いてくれ
中島みゆき:
答えづらいことを、無理に聞くから
嘘をついてしまう。・・・
あなただけは世界中で刑事じゃないと言ってよ。
外は5月の雨