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今後の活動に関するお知らせ!

バーチャル建築家として活動して3年半が過ぎました。

最初の1年は仕事をせずVR空間でただ遊び、次の1年はVR空間デザインを行うようになり、この1年はVRサービスやコンテンツのコンセプト設計、体験設計、各種デザインディレクションなどをするようになりました。
直近だと、東京ゲームショウの「TGSVR2021 App」、DNPの「PARALLEL CITY構想」あたりに深くコミットしていますが、その他やったけどまだ日の目を見ていないものや流れたものなどもあります。

そのあいだにも、VRユーザーは次々と未知の世界に向かって突っ走っていて、一方で大企業もXRに投資して何らかの成果を形にするようになり、ついには「メタバース」というバズワードが吹き荒れてFacebookもMetaになりました。今後、XR界隈のプレイヤーもおしごとも増えていくと思います。


ところで、私、番匠カンナにはもう一つの人格があります。

リアルアバターさんと呼んだこともありますが、かつて建築事務所で働いたり建築論の本を出したりしていた私の半身です。
この3年半、このひとは何をしていたかというと、だいたい冬眠していました。
寝てる以外だと、私の代わりに会議に出たり、二児の子育てをしたり、たまに建築系の雑誌に書き物をしたり、メロディで使いたい数個の音を選ぶとハマる全スケールと全ダイアトニックコードとキー候補を自動で出力するスプレッドシートをつくったりしていました。なにをしているんだ!
ただ最近、リアルのとある大規模な展示デザインをすることになったため、そっちはそっちで仕事を始めているところです。


リアルとバーチャル。
2つの世界に存在する、2つの人格。2つの身体。…でも脳は1つなんだ。

分身状態で、近そうで遠い2つの世界で日々いろいろ考えていく中で、そろそろ2人の私を1つの共通するミッションを掲げるプロジェクトに昇華したいと思うようになっていた。その整理がようやくできたかな、と思ったので公開します。


というわけで、今後の活動について2つお知らせです。


お知らせ①

idiomorph を立ち上げました。


https://idiomorph.com/

このサイトに書かれた内容を自身の活動の基礎として、これまでよりも能動的にこの世界に関わっていこうと思います。ミッションを抜粋します。

いまないところに 空間 をうむ
idiomorphは、まだ存在していない場所に、まだ存在したことのない空間を生み出すことを目的とした、自律的な活動体です。


1. 何らかの3次元の形を有すること

2. ユニークであること

3. 人類、とくに個の豊かさの向上に供すること


の3つを満たす「新たな空間」を探求・実現します。

リアル、バーチャル、VR、AR、MR、都市、建築、サービス、コンテンツなどの境界は一切取っ払って、しばらくは私と私の半身ふたりで、二人三脚ならぬ”二人二脚”でやっていきます。(ちなみにサイトは暇人のリアルアバターさんがGatsbyやCSSを勉強してつくってくれました。感謝。)


お知らせ②

株式会社ambrのCXO(Chief Experience Officer)に就任しました。


プレスリリース

自分がCなんとかOになる日が来るとは思っていませんでしたが、なりました。
ambrがプロダクトを通して提供するユーザー体験を、これまで以上に刺激的で豊かなものにするために、そしてVRの発展のために、これからたくさん知恵を絞っていきたいと思います!


以上2つのお知らせでしたが、2つ同時に発表したように、ambrのCXOと個人としての活動はこれまで通り両立して行っていきます。
idiomorphのWebサイトは七面倒な文章に溢れていますが、一緒に何か全く新しい空間を作ってみたいという方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。


メタバース!!!!(言いたかっただけ)

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番匠カンナ@バーチャル建築家
xRと出会った建築をもっともっと面白くしたい! いっぱい活動したいので、どんどんサポートお願いします〜