ボードゲームクイズ集「タイタン」の紹介
1.ご挨拶
皆さんこんにちは、と、初めまして。
番次郎書店、店主のバンちゃんと申します。
ペンネームでは「番次郎」で活動しています。
2017年のゲームマーケット秋初出展から、私のサークル(活動員は私ひとり)は一貫して「ボードゲームの本」を頒布して参りました。
2024年秋も、何とか先日印刷所への入稿を済ませ、到着を待つばかりです。
2024年も変わらず、否、内容は昨年を大幅に超えるスケールで、新作ボードゲームクイズの本が完成致しました。
2024年秋の新刊は3冊です。
・ボードゲームクイズVol.13「タイタン」
・ボードゲームクイズ+1追加問題集
・ボードゲームの4コマ「かみとさいころ傑作選 たいせつ」
今回はそのうちの2冊「ボードゲームのクイズ集」に関しての紹介です。
2.ボードゲームクイズvol.13「タイタン」について
13冊目となります今回のテーマは「冒険」
皆さんは巨人都市タイタニアの謎を解明する冒険者となり、道中のエリアに控えるボードゲームのクイズにチャレンジしてもらう、という内容です。
こちらはボードゲームのクイズを集めた問題集です。ここ数年は1年に一回、じっくり腰を据えて問題やデザインを練り直すようになりました。
舞台となるエリアは大きく5つ。
各ダンジョンに100問を収録。全500問+α
さらに難易度を大きく区分すると3つ。
初心者向け ダンジョン1
初心者向けのエリアは「ボードゲームの魅力を最近知ったばかりの方」「そもそもボードゲームなんてあまり遊ばない方」に向け、UNOや人生ゲーム、将棋や麻雀、有名トランプゲームなどから出題するクイズです。
・ボードゲームが初めての方も混じるクイズ会
・ドライブなどの移動中に、全員が参加でき楽しめるクイズ
・12月の忘年会、新年会に向けた、余興のようなクイズ
で活躍できるよう制作しました。
愛好者向け ダンジョン2,3
少しボードゲームの楽しさもつかめ、「もっといろいろなボードゲームで遊びたい!」という方に向けた難易度です。
定番ボードゲームをはじめ、トリックテイク、ダイス、トレイなどのサプライ品、ボードゲームカフェ・プレイスペース、ボードゲームの即売イベント、ボードゲームの専門用語、など、少し突っ込んだ箇所から出題されます。
・ゲームマーケット終わりの打ち上げに
・ボードゲーム仲間が集まったときの時間調整に
・もちろん、己の実力を試すために
愛好者向けとはいえ、試験問題のような問いかけを極力排除し、「クイズならではの面白さ」が引き出せるクイズを目指しました。
上級者向け ダンジョン4,5
自称「ボードゲーマー」の方のための、マニアックな知識が問われるクイズを集めました。
国内外ボードゲームデザイナー、ボードゲームパブリッシャー、インディーボードゲームサークル、ボードゲーム賞受賞作、ボードゲームYouTuber、Vtuber、などなど、範囲はかなり広く深く掘り下げました。
・ボードゲームクイズ大会の上級問題
・ボードゲームをさらに深く知るための勉強に
・知っていると嬉しい豆知識を知るために
など、こちらも使い方は自由です。
3.7◯3×で遊んでみよう!
普通にクイズを出題するのももちろん楽しいですが、クイズ愛好家が楽しむ「7◯3×(ナナマルサンバツ、と呼びます)」のルールを設けると、適度に緊張感が生まれ、より楽しめます。
今回は「7◯3×のルール」をページとしてご用意しました。
4.脳トレクイズも!
さらに追加で「ボードゲームの脳トレクイズ」を14問ご用意しました。
こちらはボードゲームの知識をほとんど使用しない、なぞなぞ、謎かけ、計算問題などを主体としたクイズです。
クイズの箸休めにご活用ください。
ここまでトータル534問です。ページ数も過去最多の120ページ越え。
かなり分厚い本となってしました。
それでも価格は昨年と同じ1,200円。
周りの値上げラッシュが厳しい中、何とかこの価格を維持することができました!
5.追加問題集「+1」
今回のクイズ本制作のために制作したボードゲームのクイズは2,000問オーバーですが、「惜しくも採用されなかったクイズ」を225問集め、コピー本として販売します。
「ボードゲームクイズ+1」
問題と答えが一問一答集のようにまとまったクイズ集です。
採用されなかった、とはいえ、十分に収録できるレベルの問題ばかりがそろった「有能な控え選手」ばかり。
難易度にバラツキあり、出題範囲にムラあり、詳細な解説なし、内容についてはノークレームで。
それでも許容できる方に、ほぼ印刷費の「300円」でご用意します。
「もっとクイズで遊びたい!」という方は是非どうぞ!
6.終わりに
最初に趣味で作り始めたのが2015年、それから様々な場所で披露したり、ゲームマーケットなどのイベントで問題集を頒布したり、などの機会を経て、9年ほどクイズ制作、ボードゲームの勉強を続けた上でのノウハウを詰め込みました。
「周りで見かけるボードゲームのクイズが難しすぎる!」
「クイズというより、試験問題のような感じがする」
「生成AIの問題が目立つ!」
そんな想いから「じゃあ自分ならどう作る?」「面白いクイズとは?」を自問自答し、ひたすら「ユニークな視点のクイズ」を試行錯誤しました。
出展は日曜のみ。親しいサークルもないので販売は日曜のみです。ごめんなさい!
スペースはN14、試遊テーブル付きですので、その場でボードゲームのクイズも楽しめます。せっかくのお土産に、クイズだけ楽しむのもOKです!興味が湧きましたらお手に取ってくださいませ!
もちろん当日は立ち読みもできますので、中身をご覧になったのち、そして試遊テーブルでの「早押しボタン」を体験したのち、購入をご検討ください。
日曜のまったりした時間、ひと通り目的のサークルをご覧になったのちに、ふらっとボタンを押しに遊びに来てもらえると嬉しいです。
店主一同、こころより皆様のお越しをお待ちしております。
店主敬白