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自分との信頼関係を築く

進路が決まる時期、
少ない知識や経験で未来を決めるのは難しい。
自分の選択は正しいのだろうかと思うと不安にもなる。
将来のために今なすべきことをしなければ…と思っても一歩が踏み出せない。
自分は何もできていないと思うと怖くなる。
私は高校生たちと日々会話をしていますが、皆悩んでいます。

「~しなさい」って言われたらやりたくなくなるけど、自分に同じ言葉をかけているかもしれない。
「自分なんて」って、自分が悲しむ言葉を自分にかけているかもしれない。
自分にかけている言葉が、未来の可能性を狭めているかもしれない。

必要なことは、周囲の要望に応じるのではなくて、自分で自分の人生を決めて生きること。

自分が何が好きで、どんなことが許しがたいのか。毎日ちゃんと気が付ける瞬間はあるのです。
その機会を大事にして、
自分はどう感じているか、それは何故か、何を大事にしたいのかを知ることができたら、自分の価値観が明らかになります。
自分への問いかけを続けていれば、自分自身が明らかになり、ちゃんとご縁が繋がるし、その道のりも(一見嫌なことのように見えても)全部自分にとって必要なことだと認識できると思います。

やらなくちゃいけない、と思ったら、
「やりたくないよね。気持ちわかるよ。どうする?」って自分に問いかけてみて欲しい。
忖度しないで生きるならどうしたいか、自分に聞いてみて欲しい。
そうして自分との信頼関係が築いて、自分自身を生きる、ということを楽しんでほしい。

何も頑張らなくていいので、自分の声を聴いて、自分らしく生きると決めてほしい。
それだけで世界が変わる。

高校生たちに話をしながら、この言葉は私自身にも必要な言葉だなと思って聞いています。

人は自分自身のことを客観的に見ることはできないけれど、目の前の人のことは客観的に捉えて想いを伝えることができます。
誰かへの言葉は自分へのプレゼントでもある。
そうやって、私自身が救われているのだなと感じます。

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