見出し画像

届けるために助けを求める。

 世の中にある、様々な「子育て支援」と呼ばれるサービスが、本当に届くべきものになっているのだろうかと思案しています。
最近、地域の運営者の方々と子育て支援について考える機会をいただいているのですが、皆さんは日々、自分の力や繋がり、心と時間を使って必死に「何か自分たちにできることはないか」と考えていらっしゃいます。
でも、自分の活動が本当に必要としてくれているものなのだろうか、期待に応えることができているのだろうか、自分たちが繋がり得ない人たちはもっと大きな不安を抱えているのではないか…等、沢山の不安を感じています。そして、ただ待つしかないのです。
 
本当に必要なことってどんなこと?
私たちができることってどんなこと?
どんな場所なら安心できる場所になる?
この場所に来るときに乗り越えなければいけないことってどんなこと?
お母さんたちが受け取りやすい情報はどんなもの?
私たちは信頼し得る存在になり得るのか…等々。
お役に立ちたいと思う私たちこそが、お母さんたちに学ばせてもらい、助けてもらわなければいけないのかもしれません。
目安箱のようなものをつくれたらとも思いましたが、やはり待つばかりではなく、一緒に過ごさせていただきつつ、ひとつずつ教えてもらう必要があるかもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!