眠れない時に眠る方法
眠れない日が続いている。
小さな頃から、多分幼稚園生くらいから、眠るのが上手じゃなかった。一度は眠れるのだけど、何時間か眠ると目が覚めてそこから眠れなくなるのだ。小さい時は「ママ眠れない」と母を起こす事もよくあった。母はそんな時いつも蜂蜜かお砂糖の入ったホットミルクを作ってくれた。ホットミルクはよく眠れる。
毎日ではない。何日か続くことはよくあるし、何ヶ月も続くこともある。でもよく眠れる日もたくさんある。小さな頃からのことなのでそれが当たり前になってしまっていて、それに眠れなかったことでその日の生活に支障が出るということはさほどなかったと思うので、医療関係にお世話になろうとかそういうことは考えたことはない。まあそれでも外は真っ暗で家族はみんな寝ていてその中で起きているというのは焦る。寝なくちゃと思う。睡眠は大事ですって良くいうでしょ?
小学校高学年くらいになると色々眠れる方法を編み出した。
本を読む。効果はあると思う。面白くて朝を迎えてしまうことも多々あったけれど、とりあえずその時間を楽しむことはできる。
想像で、現実から離れた所に行く。かなり効果あり。今はおしゃれなバーに行って、美味しいワインを素敵な男性と飲んだり(想像で)、東京の高級マンションに仕事用のマンションを持っていて(想像で)、大きな窓から東京の夜景を眺めながら一人美味しいワインを飲んだりしてるけど、小さい頃は自分の部屋をひたすら作ってた。プールがあったり、映画を観る部屋があったり、可愛い服が沢山ある部屋があったりするめちゃくちゃゴージャスな部屋。親が読んでるインテリア系の雑誌とかよく読んで夜の為に勉強してた。想像してるうちに寝てしまうので、一つの部屋を作るのに何ヶ月もかかる。それが楽しくて眠れないことの恐怖がだいぶ軽減した。
中学の時は書いてた。枕の下にノートとボールペンを入れておいて、詩とかその日思ったこととか好きな人のこととか色々。書くとスッキリする。そして良く眠れる。
それでも眠れない時もある。
昨日と一昨日がそうだった。2時間。一昨日息子と一緒に9時に寝て11時に目が覚めてそのままどうやっても眠れなかった。昨日は寝る時間早いとよくないのかなあと思って11時過ぎに寝て起きて時計を見ると1時半になる手前だった。
何年か前にそういうの続いた時は開き直って、目が覚めたら祖母から受け継いだ書道セットを出してきてひたすら字を書いてた。あいうえおから初めて漢字を書き出したくらいに目が覚めなくなった。旦那に「書道やめたの?」って言われたけどやめたんじゃなくて起きれなくなっただけ。嬉しいような寂しいような。せっかく楽しかったのに。
まあそうやってショートスリーパーライフを楽しんでいこうかなって前向きに考えているのだけれど、眠れない間って色々考えるので頭の中がパンパンになる。それでnote思いついたんだけれど、noteってそんな使い方いいのかな?