「心理的安全性」について改めて考える
今週の #勝間塾 サポートメールのテーマは「心理的安全性」。「心理的安全性」って言われ始めて久しいけれど、改めて考えるきっかけをくれたサポートメールに感謝。
私の考える「よき上司」とは
私のもっぱらの課題は、「よき上司とは?」である。私の考える「よき上司」とは、少し先に生まれて、少し長く生きて、少しだけ多くの経験をした人間だからこそできることをしてあげられる人間。つまり、(決して上から目線に立つことなく)「後輩たちを導いてあげる」「背中を押してあげる」そんなことができる人間である。
最近の悩み事
最近、とある後輩男性の育成に悩んでいる。(故意的かどうかは分からないが)明らかにチームのやる気、雰囲気に水を差すような発言を度々行う、のである。私と一回り以上の年齢が離れている彼。たびたび、私の指示に対して、チームメンバー全員の前で突っかかってくる。
で、Facebookで元勝間塾生の方が多く集まるグループに、投稿をしてみた。「みんなの前でそのような発言をするのは、上司に対するパワハラじゃないのかなぁ」という仲間からのコメントに、はっとさせられた。
そして、そこから「心理的安全性」に自分の思考が向いたのだ。
反対意見は大いに結構、だけどね
いや、反対意見は大いにWelcomeなのだ。けれど、言い方の問題、というものがある。いくら心理的安全性が保たれている場とは言っても、なんでもかんでも、受け手の気持ちを考えずに発言していい場、ではないのだ。おそらく、そこをちょっと間違えて理解してしまっているんじゃないかな、と。
そして、何に対しても自分の意見を述べるのがクレバーだ、と思っている節もあるように感じる。うーん、それもいいのだが、意見を述べてほしい部分とそうではない部分があってだね。それは、きっと「組織」で働く年数を重ねていくうちに、徐々に学ぶのではないかと思うのだけれど。最近のビジネス系YouTuberとかに影響されやすすぎな気がするなぁ。自分の意見を述べるのはよいが、評論家になってしまっていては、まったくクレバーなんかじゃないよな。(自分も気を付けなければ)
平成世代というか令和世代というか、世代なのだろうか…いや、世代で片づけるべきものではないだろう。同じ世代の後輩達でも、同じようなタイプの子ばかりだというわけではないのだから。
ビシッと言うタイミングをいつにするか問題、と女性だからこそ感じる難しさ
いつまでもこの状態で成長し続けると、彼が私のもとを離れたときに、絶対にとばっちりに合うことは分かっている。だから、私がこの段階で育てる責任がある。それは分かっているのだが、では次は、「いつ、ビシッと言って分かってもらうか」問題が浮上する。
もちろん、1対1のシチュエーションで話すべき。
あとは、言い方の問題。男性が少し威圧感を込めて話せば「あ、今この人、本気で指導してくれてるんだな」と感じられるようなことも、私が女であるがゆえに、「またヒステリー起こしてるよ。ホルモンバランス乱れてるんだなw」みたいに捉われかねないことがあることも、知っている。
本当、女性で上司をやっている人って、本当に尊敬する。業界柄、ただでさえ「女だからw」と済まされることが多い。それを、内心では気にしつつも、どこ吹く風と装い、しっかりこなしていける人って、本当にすごいと思う…。
そんなわけで、『LISTEN』の中に紹介されていた『GREAT BOSS』をゲットしてみた。人育ては自分育て、である。
次の書籍代に充てさせていただきます。ありがとうございます。