先のことは誰にもわからない
世紀の大失恋を経て早3ヶ月ちょっと。
こんな私にもありがたいことに何故か何度も遊びに行ってくれるバイト先の先輩がいます。
「クリスマス空いてる?」
と聞かれ、普通に本当にしょうもないサークルの用事があったので、用事があります、、と答えたら、
「じゃあクリスマスイブ貰っちゃおうかなー」
と言われた時にはなんてキザなんだクソ、と思いましたが、晴れて私にも誘ってくれるような人が現れました。
1回目は2人でランチして、2回目はお城に登って、3回目は映画を見た。順調に進んでいる。
彼はいい人だし、話してて楽しいし、気張らなくて済むけれど、どうしてもときめかない。
プラトニックでいいならむしろ大歓迎。
とすら思っている。
告白されたら、私は流されるタイプなので付き合ってしまうと思う。
彼は来年の春から就職し、遠く離れた場所で勤務することになります。
付き合っても頻繁に会えないのに告白するかなあ、と考えてしまうのも事実です。
もし告白されて懸念する要因はそれだけではありません。
好きな人がいるからです。
当然のように今まで書いてきた、世紀の大失恋の相手、33歳独身、ワンルーム金髪男。
私は彼のことが今でも、腹が立ちながらでも、
何かにつけて思い出しては泣きそうになる毎日を送っています。
彼と付き合うなら、結婚までしたい。
私は気持ち悪いのでそこまで思ってしまうけれど、彼と結婚するのなら私も、遠く離れた場所で就職しなければならない。
でも、まだ、好きな人と結ばれるチャンスが一欠片でもあるのなら、私はどうしても頑張りたい。それならここに残って就職したいとも思う。
スっと決められないくらいには、私の人生に良くも悪くも影響を及ぼしている好きな人が心底憎くて仕方がない。私は彼に、気持ち悪い言葉で表すなら「青春」をかけてきた。
まだ、先輩には告白されていないし、
振られた以来の彼を今週末見に行く。
先のことは誰にもわからない。
過去のことは変えられない。
でも、未来は変えられる。
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