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デート中に輩に絡まれた!さあ、あなたならどう切り抜けるか。戦う?金を出す?笑わせる?"4Pの使い方"

マーケティングを勉強すると必ず出てくる4P。4Pの基本はググるといくらでも出てきますのでここではちょっとして紹介にとどめます。4Pには、次の4つの要素が含まれています。

Product(製品・プロダクト)
Price(価格・プライス)
Place(流通・プレイス)
Promotion(プロモーション・販売促進)

それぞれの簡単な説明は以下の通りです。

Product(製品・プロダクト)

商品そのモノやサービスを指しますが、商品そのものだけではなくて入れ物の形や保証、おまけなども含まれます。

Price(価格・プライス)

売値。通常は値段を高くすれば高級品だと思われますし、安ければ手頃なそれなりの品質の商品だと思われるでしょう。

Place(流通・プレイス)

どこで売るかです。具体的には店舗、インターネット、アムウェイのような口コミ、路上でのキャッチなど様々な場所が考えられます。ときに売り場は革命を起こします。

Promotion(プロモーション・販売促進)

宣伝方法です。宣伝とは如何に自分達の商品を知ってもらうかです。インスタなどのSNSや、CM、ダイレクトメール、ブログ、路上での看板持ち、宣伝カーで拡声器で近所を徘徊。様々な方法があります。。

4Pはマーケティング戦争の実践、分析は後まわしだ!

先にも書きましたが4Pの説明はネットにあふれています。しかし、大切なことを伝えていない情報が多いと感じます。

4Pはそれぞれ独立した考えない方がいいです。いままでこのNoteで分析した内容を使用した最終攻撃だと思った方がいいでしょう。

マーケティングは戦争です。マーケティング用語には戦争用語が多々使われます。なぜなら商売はモノやサービスがあふれる世界での戦いだからです。

マーケティングの世界には血なまぐさい表現が溢れています。
「プレステとスイッチの血を血で洗う争い」
「ナイキとアディダスのアスリート獲得戦争」
「デパートの生き残りを賭けた商戦」
などの表現を見たことがないでしょうか。

戦争ですから、のんびり分析している場合ではありません、沈みかかった船でゆっくり分析をする船長はいません。いままでの経験と知識を総動員して最善の方法を即座に実行します。

つまり、4Pの段階は今までPESTやSWOT、セグメンテーションなどの分析で得た経験と分析を総動員する段階なのです。

4Pから始めない、顧客へのメッセージから始める

戦争では様々な英雄がいます。電撃攻撃のヒトラー、騎馬隊で一筋となり敵を貫く武田軍、最新のテクノロジーを素早く取り入れる鉄砲隊の信長、野外でのゲリラ戦が得意なランボー(最後映画ですが。。)

そしてどの戦争のヒーローにもそのヒーローを代弁するようなニックネームがあります。

そしてあなたの会社にもあなたが何者で、他の誰と何が違うのか?これを一言で現す顧客へのメッセージが必要です。強烈なメッセージが見つかればあなたは大金持ちになることが出来ます。

これをマーケティング用語ではUSPなどと言います。時間があれば「USP マーケティング」でググって見てください。世界で最も有名はUSPはドミノ・ピザの「熱々ピザを30分以内にお届け、間に合わなければ料金無料」でしょう。

そして4Pの段階では4Pそれぞれから始めないでこの強力な顧客へのメッセージから始めるべきなのです。

さて、あなたが意中の彼女とデート中、輩に絡まれたらどうしましょう。腕に自信があれば彼女の前でいいところを見せつけるチャンスかもしれません。
いいところ見せる方法は相手をやっつけるだけではありません。札束で追い払い暴力に頼らないスマートさと経済力をアピールする方法もあるでしょう。

あなたはデートに出かける前、不測の事態に備えて実は無意識に4Pを設定していませんか?
デートに何を着ていくか、予算、場所、演出。
あなた自身の強みや弱みを考慮して、ターゲットとなる彼女をものに出来るかどうか考えているハズです。


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