#ビートルズ
絶対に聴きたい3つの“Please Mr. Postman” The Marvelettesのオリジナル、Carpenters、The Beatlesのカバー 〜時間経過と質量のトキメキ〜
手紙って時間差がすあるメディアです。「郵送したよ」とLINEで報告してから受取人がブツを待つなんてシーンも日常。来るかどうか、いつ来るのかも確定なしに来て欲しい想いで郵便屋さんの姿を熱い眼差しで見送る日々。涙ぐましいものですが時間とプロセスの幅、質量・質感で優るトキメキがあります。
Yesterday The Beatles 昨日と今日に架ける梯子
はっとするような音程の移ろいや響きの緩急。昨日と今日のはざまを揺らぎ、つなぐいつ聴いても世界の時事ネタであり続ける名曲、The Beatles『Yesterday』リスニングメモ。今さら? いえいえ、今から。何度でも。
The Beatles『Eleanor Rigby』 不協和とシュールの寓意
シュールな歌詞の世界の手ざわりは硬質。哲学の問いのようでもあります。弦楽器のストロークやカウンターラインが奇麗。ボーカルと同時に横に流れ、ときに縦の線で不和を起こします。不協を背景に跳躍の歌唱は高度。空耳のおかしみは音楽の魅力に符合します。