#作詞
日曜日 高田渡 『ごあいさつ』『汽車が田舎を通るそのとき』聴き比べ
毎週やってくる日曜日。ルーティンがないから何があったか忘れてしまうのか? あるいはそれでも強烈に残る出来事があれば曜日は関係ないでしょう。多くのアーティストが題材にして歌う日曜日。高田渡さんのアプローチは……正直で何気なくて、日常の中にある旅のよう。
たいくつ 井上陽水 望郷の哀歌
井上陽水さんの歌に感じる「冷たさ」。現実の裏面を射抜く清涼感。等価交換の原則すら顔パスした絶対領域。鑑賞中だけは何者でもないことを赦され、歓迎される。「音楽=自己表現」への最たるカウンター。
勇気100% 光GENJI 等身大の不思議な錯覚
複数の調を経由して元に戻ったとき、元の調なのに新しい調に感じる錯覚。かつての120%(あるいはもっと)が、未来の100%になる。作詞と作曲とはつらつとした集合ボーカル、元気が湧く神秘。