父に薦められた、経営者が集うキャンプ。まさかのスピリチュアルな世界に“恐怖”...😨 【ギャップイヤー本音日記 #2】
こんにちは!
19歳の坂東優音(ばんどうゆうね)です。
私は2024年3月に高校を卒業したのですが、“大学進学”ではなく“ギャップイヤー”という選択をしました。
色々飛び込みたい!とうずうずしていた4月初頭、
父にリトリートキャンプin淡路島を紹介してもらいました。
リトリートって何やねん。
…って、参加費19万!?!?
どうやら、父の会社が主催しているものらしく、
「これは、行ってみないと分からないキャンプだから。」と後押しされ、参加を決意しました。
それにしても19万円は、高校を卒業したばかりの私にはハードルが高く...。
父の勧めで、自己紹介プレゼンを投稿し、一口一万円でカンパを募ってみることに。
するとなんと!!
22名の素敵な大人の方々から応援していただけることになりました。
(なぜこんな小娘に、見知らぬ大人がお金の応援をしてくれるのか…😅)
しかし、こんなに支援していただいたのだから!!と気合い満タン🔥
スケジュールや訪問先のホームページも隅々まで読みました。
ところが.…..
全くよくわからない...!?!?
日本語で書いてあるのは確かですが、読んでも読んでも、意味がわからない。
まあ行けばわかるはずよね、と百聞は一見にしかずマインドで出発。
正直、行ったら余計にわからなくなりました。
かなりの恐怖すら感じました。
今回は、リトリートキャンプin淡路島に参加してみて感じたことを、ありのままに書きたいと思います。
追記:ちなみにこちらvlogも作成しました!ぜひみていただけると嬉しいです💖
【1日目】
菜音(zaion)集合
新神戸駅からレンタカーで1時間程。
最初の見学先、菜音ファームさんに到着。
早速、村長のMUDOさんに、こだわりの敷地内を案内してもらいました。
施設や設備は手作りで、淡路島で集めた廃材や家具で成り立っているそう。
トイレの排水💩を、三段階の微生物タンク(自作)で浄化すると、ここまで透明に。
このコケ達は、いつからか自然と生えてきたそうです。
MUDOさん曰く、「生えるべきところに、生えるべき植物が成長する」。
あえて除草せず、我が子のように可愛がっていました😳
参加者の方々も、「💩は宝ですね!!」と目を輝かせていました。
野菜の収穫体験もさせてもらいました。
育てているもの全て、無農薬!
竹炭を乾燥させたオリジナル肥料など、研究を重ねながら栽培しているそうです。
小娘のホンネ(その①)
自然の循環の中で生きるって、こういうことなんだなぁと感銘を受けました。
ただ、ごめんなさい。
無農薬最高!「💩くるくる」めちゃすごい!循環循環!!
って感嘆されている皆さんの熱量に、ちょっとついていけませんでした...
健康に興味なしの19歳小娘、無農薬の良さ、わからん。
(美味しければよし)
自然の素晴らしさ、その循環の中で生きること。それを身に染みて理解するのは、社会のダークサイドをもっと味わってからなのかな...なんて。
五感を解放するワーク&シェア
続いては、菜音のフィールドにて、チェックインのワーク。
音楽に合わせて呼吸を整え、自然を感じます。
自己紹介では、年齢や所属などの“外側”ではなく、この瞬間“内側”でただ感じていることを共有。
小娘のホンネ(その②)
自然を感じることにこそ意味のあるワーク。太陽の偉大さについてのコメントもちらほら。
一方私は...
絶対焼けたくない😭😭
天気が良すぎて、日傘が手放せないーーー!!
美白至上な価値観に執着している自分に気づきました。
ワークを満喫せねば!と葛藤しつつ、やっぱり白肌を死守したい19歳でした...
武井浩三さんの「地球物語」
夜ご飯のBBQを楽しんだあとは...
みんなで焚き火を囲み、主催者の方の「地球物語」に耳を傾けます。
そもそも、お金とは何か?を問うところからスタート。
お金や中央銀行の歴史から、現代の社会問題に至るまで駆け上り、未来の予測までを語り尽くす2時間。
小娘のホンネ(その③)
経済を軸に、社会を俯瞰しながら繋いでいく歴史、めちゃくちゃ面白い。
ただし!
宇宙人の記憶を持った人??バビロニアシステム?
科学・歴史的な出来事と、スピリチュアル要素がこんなにも入り組んだ話、聞いたことない!!
あまりにも自然にお話されていて、かなり動揺しました...🤯
高校で論文を書く際、最も重要とされていたのは、“ちゃんと学術的エビデンスに基づいているか”。
科学で証明できない部分を避けることに、全力を尽くしていたようなもの。
地球物語をすんなりと受け入れるのは、容易ではありませんでした...
焚き火の雰囲気も相まって、かなりゾクゾクしました。
【2日目】
ちなみにこの旅、口にするもの全てが本当に美味しかったです😭😭
もはやグルメツアー。
それだけが唯一の救いでした笑。
午前中、ありがとう村たかちゃんファーム、八木のヤギ牧場さんなどを訪問した後…
アセンションワーク
第二の宿泊地、淡路島の南端に位置する、AMANAに到着し、ワークショップを受けました。
まずは、「そもそもアセンション(次元上昇)とは?」「次元とは?」という定義を学ぶ講座から。
(アセンションというのが、この旅のテーマらしいです。)
瞑想にも取り組みました。
真っ暗な部屋、アルファ波(?)が出るようなBGMがかかる中、仰向けに。
3次元から5次元へのアセンションに導かれ.…..
身体、全てのものが素粒子でできている感覚を持ったまま “名刺で割り箸を切る” ワークへ。
爆音の音楽で体温を上げて、割り箸の真ん中を、名刺でチョップ。
紙で木を切るなんて、常識で考えたら不可能。
しかしなんと!全員割り箸を切ることができました。
小娘のホンネ(その④)
ワークの始まりから怪しい予感はしていましたが...
この3日間の中で、一番恐怖を感じた時間でした。
何が何だか、それを信じていいのかすら、わからず。
他方、感心しながらうんうん頷く大人たちに、ぞっとしつつ。
ビクビクしすぎて、瞑想中、金縛りに遭いました😅
名刺で割り箸斬りワークは、恐怖の絶頂でした。
DA PUNPのU.S.A.で踊り跳ね、割り箸が斬れると、ハイタッチして歓声をあげる大人の方々。
カルト集団とか新興宗教とかって、こういうふうに始まるのかな、なんて感想が脳裏をよぎりました(失礼すぎ)。
終わった後、怖すぎて母に電話しようかと思ったほどでした。
夕食
ここまできてようやく自己紹介の時間を取ることができました。
ひとり1分のはずが、5分、10分と話が止まらず...
どの方の人生ストーリーもめちゃくちゃ面白かったです。
小娘のホンネ(その⑤)
この自己紹介が、私にとっていい転機になりました...!!
それまでこの旅は、スピリチュアル好きな大人たちがそれを味わうための集まり、という印象でした。
やばいところに参加してしまったなと思っていました。
しかし自己紹介で、どの方も、人生を通して募っていった社会への違和感や、計り知れない挫折の痛みなどを経て、ここにたどり着いていることを知りました。
どんな価値観にも、必ずその理由や背景がある。
“スピリチュアル系=なんかやばい”と表面だけを見て判断してしまっていた自分の先入観に、ハッとしました。
旅で見聞きすること全てに拒否反応を起こしていた私ですが、ここで初めて心の門戸が開いた気がします。
【3日目】
午前中は、ぬか酵素 Sun燦にて、人生初の酵素風呂を体験。
チェックアウト
スマホ&会話NGで、1時間ほど、この旅と自分を振り返る時間を取り、
いよいよ最後のチェックアウトのワークです。
一人一人、感じたことを自由に語っていきました。
小娘のホンネなまとめ
この3日間は、私の心の80%くらいを、ネガティブな感情が占めていました。
まず、恐怖。
今まで踏み込んだことのなかった世界に対する疑心と、一人だけ付いていけない感覚。
そして、せっかく支援してもらったのに、全く積極的になれない申し訳なさ。
チームの中に一人でも消極的なメンバーがいると、全体の空気までダウンさせてしまうことはよくあります。
が、今回は自分がその消極的な一人になってしまっている。
でも、どうしてもノリノリにはなれない、という葛藤に、ずっと居心地の悪さを感じていました。
しかし、どの方も嫌な顔をせず、私を輪の中に居させてくださいました。
“未知の世界へのショックや、居心地の悪ささえも学びだ” ということを、歓迎してくださっていたのだと気づきました。
またこの旅の中で、
「失敗する数を数えるくらいの勢いで、失敗するだけしたらいい。お金がない、場所がない、人脈がない、は関係ない。」
という言葉をかけてもらいました。
参加者の皆さんの自己紹介でも、特に心に響いたのは、失敗のエピソードでした。
どの方のお話も、“沢山の失敗を経て今があるけれど、今も悩み模索し続けている” と私には聞こえました。
思い切ってギャップイヤーを選択したはいいものの、最近の私は焦りでいっぱいでした。
“ギャップイヤーを、逃げ道とナメられたくない。何か凄いことを成し遂げねば。”
“ギャップイヤーの先はどうなるのだろう。もし来年大学に行きたいのなら、受験までに自分の進みたい道を明確にせねば。”
等々。
いつかは自分の納得した道に辿り着けるのではないか、それが早ければ早いほどいいな、と思っていました。
しかし、様々なお話を聞いて、完全に納得した道に辿り着くことなんて、もしかしたらないのかも、と思いました。
そもそも、人生なんて予測できるものじゃないなと思いました。
勝手な理想を追い求めて焦るより、とりま失敗しまくろう!!!
これが、この旅で得た結論です。
このギャップイヤー、上手くいきそうなことより、後先考えず、面白そうなことに、とにかく飛び込んでいきます。
いつもnoteが長くなってしまうのですが、今回は流石に長すぎ!!と思い、特にビビったシーンを振り返っております。
こちらにはフルバージョンで振り返っているので、この怪しい旅に興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
このnoteは、ギャップイヤーの “旅路“ を赤裸々に綴った、私的な日記です。
思ったことや感じたことを整理するため、そしてその時のリアルな気持ちを忘れないよう、自分のために書いています。