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農閑期だからできることを【磐梯町 永山】

永山です。年明け2週目から3週目の大寒波、1月末のドカ雪でメンタルやられかけましたが(T_T)そんなのお構いなく2月もまた来ましたね、今シーズン最強で最長の寒波が・・・😱プラスチック製のスノープッシャーは1シーズンでボロボロ、アラフィフの体も軋んでます。。

雪の少なかった昨シーズンの冬場は何をしていたか?スケジュール表を見直してみましたが、ハウスで冬作をやっている農家さんの手伝いをしたり、この時期はやはり各種研修や資格取得に動いておりました。ドローンオペレーターの資格も冬の農閑期に取得してたんですよね。
協力隊卒業後は現実的に冬場の収入を得る動きに変えなきゃならないでしょうけど・・・

先日、色々な情報を見ながら必要な資材や肥料、種や苗の数量も出して、今シーズンの栽培スケジュールと作業内容を細かく予定表に落とし込みました。自力では初めてだったので「作って満足!」ではなく、決めたし、気持ち的には前倒しでどんどん作業を進めたいのですが、焦ったところでこんな気候で野菜が育つわけもなく・・・雪が解けて適温になるまで我慢です。
そういった計画を作ることも含めて、農閑期の「今だからできること」を見つけて動くしかありません。

そんな中で今回取得を目指したのは「大型特殊免許」になります。結構磐梯町では取得に動く方が多いようです。
by the way「大型特殊免許」って何が運転できるのでしょうか?

大型特殊免許で運転できる車両(一部)

運転できる車両は様々ですが、代表的なものはホイールローダーという多くのものを「すくって持ち上げる」機械であったり、除雪車、ラフタークレーン、農業だと大型のトラクターやコンバイン等の走行することがメインではない特殊な車両が対象になります。この大型特殊免許を取得すれば「大は小を兼ねる」的にフォークリフトや小型のトラクターも運転できるようになります。建築や農業分野では重宝される免許ですよね!
ただし、この免許はあくまでもそういった特殊車両を「公道で運転する」ために必要な免許であって、その特殊車両で作業をするための免許はまた別物になります。セットだといいのに・・・複雑ですね。。

普通免許を持っている人であれば、特に学科を受ける必要もなく
①適性検査を受けて
②技能6時限(1日2時限まで)
③卒業検定
という最短4日で取得できる免許になります。あんな大きな車両を6時間乗っただけで本当に大丈夫なんだろうか??と不安になりますが、速度の出る車両じゃないですからね!とりあえずそんな感じで取得できちゃいます。

今回の受講で乗車したホイールローダー
左手でハンドルの突起を持って操作。目線が高いので少し優越感があります(笑)
バケットの操作レバー。今回は作業免許ではないので走るための操作のみ。
卒検は大雪の中での実施となりました。。
無事合格!

今回無事卒検に合格いたしました!
いただいた卒業証明書を持って警察署か免許センターに行って「大特」を付け加えた新たな免許証を貰えば、晴れて公道を運転することができます!
そして次は「作業免許」!残念ながら諸事情で今年度の取得はできませんが、春の農作業と並行して取得を目指します。

磐梯町の農家さんの多くが冬場は町の除雪隊として働いています。今年は雪も多く、夜中も一生懸命動いてくださり本当に感謝しております。
大型特殊免許の取得により、半農半Ⅹの「Ⅹ」をそういった形で進んでいくこともできるかもしれませんが、「自分が自分らしく生きていくこと」はどういった形なのか?をもう少し考えていきたいと思います。

Challenges from age 49→50


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