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どうも、どうも、どうも 磐梯幼稚園園長・保育所長・児童館子ども館館長の内田一哉です。
みんなは気軽に「うっちー」と声をかけてくれています。
以後お見知りおきを。

さて、今回は幼稚園の子どもたちと佐藤町長がおいしい給食を食べているステキな時間の様子をお伝えしたいと思います。
初めてのnote執筆、ドキドキしながら進めます。

給食の魅力って、楽しむこと

給食の魅力化で悩んでいる様子を給食おじさんこと坂本さんが発信してくれていましたが、魅力化ってどうやって進むのでしょう?

この日は、佐藤町長が幼稚園にやってきてくれました。
給食をどんな風に食べているのか、園のみんなの食べている様子はどんなものなのかを一緒に食べて体験。

園のみんなから「町長さんが来てくれるならいっぱいお話したい!」という声や「聴いてみたいことがある!」という声が年長さんや年中さんからたくさん出てきました。

座ったとたんにいっぱい話しかける年中や年長のみんな

「お仕事って何なの?」

「どんな車が好きなの?」

「どんな虫が好きなの?」

一生懸命質問する年長さん

いっぱい質問をする子どもたち、丁寧に答えてくれる町長。
もうすでに楽しい食事が始まっている雰囲気。
一緒に食べる人に興味を持って、おしゃべりが始まる。
食事って誰と食べるかってすごく大切ですよね。
そこに楽しいがいっぱい詰まっています。

しかもこの日はお遊戯室で年長さんと年中さんが一緒に食べる日。
いつもとは違う雰囲気や月齢を気にせず交流できるワクワクやうれしい気持ちがあふれていました。

この日のメニューは「とりのレモンソース」と「さつまいものみそしる」と「ごはん」

「ぎゅうにゅうパックのうらには、番号が書いてあるんだよ!」

年長さんから、牛乳パックのヒミツを教えてもらう佐藤町長。

「僕の番号は1番だよ!」

こどもたちは、おもしろさや不思議を見つけて伝えるのも上手です。

みんなで食べるって楽しくなる要素ですよね
ごはんも汁物もおかずもどれもおいしい!

食育についてお茶の水女子大学生活科学部非常勤講師松島悦子先生は、こう語っています。

食事中には、積極的に食べ物に関する話をしてあげましょう。幼い子どもに対してなら、炭水化物だとかビタミンといった専門用語を使う必要はありません。「色の濃い野菜を食べると元気が出るよ」とか、「お肉を食べてパワーアップしよう!」といった栄養のことや、食文化、調理法、季節の食材などの話をしてみてください。

「食育=食生活の教育」ではない!? 常識を超えた、食育の“真のねらい”
https://kodomo-manabi-labo.net/etsukomatsushima-interview-01

給食の魅力化には、「楽しい」と思えることも大切な要素な気がします。

「楽しむ」方法は、一緒に食べる人たちや環境の設定を工夫して、食材のことやお皿のことなどについて、語り合ったり喜び合ったりすることなのかもしれません。

自分たちができることを考えてチャレンジしてみたりうまくいかなくても違う方法を見つけてみたりしながら、何よりも「ポジティブに気持ちよく」取り組んでいくことで、給食の魅力化は進んでいくと思います。

引き続き、磐梯の食を楽しんでいきましょう!