ルールとは?
ルール、規則とはなんだろうか?
結局は共通の価値観、コンテクストをもたない人たち同士が、うまくやるために明文化されたものだと思っている。
けれど、最近は、グレーゾーンというか、明文化されてないことは何やってもOKとか、ルールさえ守れば良い、みたいなことが、美徳とされ、称賛されているように自分は感じている。
そして、ルールについて、明文化された文字通りが意味することのみを守れば良くて、その意図というか、解釈は自由、みたいなのもある気がしている。
だから、解釈もぶれないように法律の条文のような、長くて、人がコミュニケーションに使う言葉ではないような記述になってしまう。
全ては、各々が美しくないからそういったことになってしまう。
無秩序には、規則が必要だ。
規則があるから、意味を持つ。
けれど、その規則にも良い塩梅があって、どんどん規則を増やしていくと、それは面白味も無くなってしまう。
だからこそ、規則を最低限かつ、最高に意味のあるものにするためには、共通の価値観、美意識をもつ必要があるし、それが道徳だと思う。
とりあえず、ルールさえ守れば良い、みたいなルールに価値基準を依存して、自身の中に確固たる芯、美意識を持たないことは僕は嫌いだ。