バロン: リコーダーとリュートによる協奏曲 ニ短調
【作曲者について】エルンスト・ゴットリープ・バロン(1696-1760)は、ドイツのリュート、テオルボ奏者、作曲家です。
14歳ころからリュートを学び始めたバロンは音楽家としての頭角を現し、家業の金モール職人を継ぐという周囲の期待に反して、有能なリュート奏者として活躍していきます。
バロンは、1719年から1728年にかけて、ハレやケーテンなど、各地の宮廷でリュート、テオルボ奏者を務めました。
ケーテンでは、11歳年長のJ.S バッハと何らかの交流があったものと思われます(