12/23 米株暴落

あいさつ
 
投資初心者のBancilです。いつもご覧いただきありがとうございます。投資もブログも初心者で間違えている投稿や考え方が多々あると思います。お許し下さい。そんな時は是非コメントで教えて下さい!


ファンダメンタルズ

・値動きはリスクオフ。米国金利↗︎、米国株式↓、ドル↗︎相関は取れています。S&P500は一時3%安、テック企業中心のNASDAQは一時4%安になりました。金融当局者の利上げ退治には時間が掛かる懸念、失業保険申請件数の良い結果(ポジティブニュース)、他にもGDPの改定値が2.9%から3.2%に上方修正された事が原因です。今の地合いはポジティブニュースが出ると株は売られます。それに加えて、マーケットが薄い事も拍車に掛かり大きく売られたと思います。fedwatchを確認してみると475-500がターミナルレートです。今後の経済指標でポジティブニュースが続くと更なる上昇に気をつけなければなりません。
 
・ECB(欧州中央銀行)の金融当局者がインフレを抑え込む為に、追加利上げを相次いで主張された。今日の段階でターミナルレートは3.5%になっていて、現実的となれば2001年以来の高水準。一方英国は、生活水準が極めて悪化していると報道されている。英国でのGDP改定値0.2%減に下方修正され、ポンドは売られた。このままリセッション入り、あるいは既にリセッションへ突入しているのかもしれない。これは英国だけに起こる事では無く、他の国もこうした事が起こる可能性はある。リセッションを避ける為にも今後、各国中銀総裁の手腕には注目が増します。
 
・原油は一旦80ドル付近に行ったが、金融引き締めが意識され反落しています。アメリカの原油在庫の減少や中国の需要回復などが、意識されて上昇してきました。しかし、市場参加者が少ない事もあり大口の少しのポジションで大きく動いてしまう。やはりこの時期になると大口がお休みになり、乱高下の激しい時期または、小幅値動きが続く地合いになります。難しいと思ったら、ポジションを持たない事が1番です。


注目したい通貨ペア→USD/円

・週足は下を掘る事なく2σにタッチして反発しています。まだスクイーズに向かう様子はなく下げ止まったとは言えません。どう言う形で確定するのか。

・日足は安値、高値共に切り上げていますが、小動きの為あてにはなりません。今週は月曜日の大陰線のみで、このまま来週もレンジになる可能性はたかいです。20SMAが200SMAをデッドクロスしているのが気になるぐらいです。

・4時間足を見ると上値が重いです。材料が少ないのと市場参加者がほとんどいなければ、小動きになるのは仕方ありません。


ひとこと
 
・朝1番で日本のCPI(消費者物価指数)が発表され予想一致の3.7%でした。サプライズも無く円は売られています。今までの黒田総裁はインフレをおこす為に同じ政策内容と同じ声明をしていました。しかし、先日のYCC引き上げ発表以降は、日本の経済指標にも注目していかなければなりません。いきなり政策金利を上げる事は出来ませんから、しばらくはYCCでコントロールしてくると思います。
それではまた来週😎

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