高校数学に関する小言
薬学部に移行後、数学についてはせいぜい微分方程式位でしか関わる事がなくなった。しかしこれでも高校生の頃はまあまあ“高校”数学が好きだった。今回はそれらを懐かしむという意も込めて関数の増減に関する話を書きたい。
関数解析となると、骨格は微分積分となるだろう。しかし、もう少しゆとりを持った視点で観察してほしい。例えば、増加関数、減少関数という観点で分析するという事だ。増加関数を簡単に説明してみると「変数に異なる定数a,b(a<b)を代入したとき、値域はその大小関係を保存する」と