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朝3時に寒さで目を覚ました冬キャンプは、思い出深い初のソロキャンプになりました。

2024年12月16〜17日にて1泊キャンプに出かけました。
今回のキャンプ場に選んだのは、浜名湖の舘山寺にあるone FRIT CAMP FIELDです。浜名湖周辺にはいくつかのキャンプ場がありますが、値段がお手頃なフリーサイトを予約しました。


one FRIT CAMP FIELDはこんなところ

キャンプ場へのアクセスは非常に便利で、一般道を通っても空いていますし、近くに高速道路のICもありました。
今回は高速道路を使用せずにキャンプ場を目指しました。
キャンプ場に到着するとその日は他に予約している人がいないことから、好きな場所で設営してくださいとオーナーから一言いただきました。
ご厚意に甘えて今回利用したのは7番のオートサイトです。

車を駐車しても十分なスペースがあるのがいい感じです!

浜名湖が一望できます!

キャンプ場の正面にある歩道からパノラマモードで撮影しました。浜名湖を一望できます。
左手に見える観覧車付近にはロープウェイ乗り場があります。
右手の山頂まで移動することができ、山頂には浜名湖オルゴールミュージアムがあります。
キャンプ場の近くにはセブンイレブンがあります。
セブンイレブンから少し歩くとロープウェイ乗り場がありました。

さぁ、テントを設営してキャンプを楽しもう!

今回の1番の目的は、薪ストーブで一晩を過ごしてみることです。
そのためにコットなどの必要なものを事前に購入し、準備をしてきました。

薪ストーブを組みつけたYOKA TIPI TYPE2です。
風が強いのでガイロープも多めにしました。
外にタフまるを置いてみましたが、風が強いので調理はテントの中で行いました。
DoDのおとなのまきちゃんは結構大きいです。
テントの半分はコットに占領されたので残りのスペースに荷物を詰め込みました。
テントの上部には一酸化炭素チェッカーとコールマンのランタンを設置しました。
天井付近にある通気孔?も広げれば、テント外部への空気の通り道を確保できます。

お昼ご飯は簡単レトルトカレーです。

キャンプといえばカレーです!
手作りカレーはまたの機会にとっておいて、今回は温めるだけのレトルトカレーです。防災食の準備の際に購入した「温めずにおいしいキーマカレー」を温めました。温めたら、なお美味いはずです。
パックご飯は防災時に使い勝手が悪いことに気づいたので、できるだけ消費しています。やはり、アルファ米が便利です。

3年間も保存できるのはすごいと思います。
お茶とキーマカレーでシンプルなお昼ご飯です。
スプーンを忘れたので、割り箸で食べました。
7番サイトからの景色です。
電線が少し残念ですが、キャンプ場を出て反対側の歩道に行けば電線のない景色を堪能できます。

夕ご飯は「アヒージョ」と「ハンバーグ」をバゲットで楽しみました。

お昼ご飯を食べた後は夕方までのんびりと過ごしました。
いつでも浜名湖を一望できるので、時間帯が変わるごとについつい写真を撮りに行ってしまいます。
日が暮れるにつれて風も出てきて、気温も低くなったのでテントに篭ろうかと悩みながら辺りを散策していました。

ロープウェイが行ったり来たりするのを眺めながら波の音が気持ちよかったです。
空気が澄んでいるので景色も綺麗でした。

1品目は初挑戦の「アヒージョ」です。

夕ご飯の一品目は「アヒージョ」です。クッカーを入手してから作ってみようと思っていたので、今回のキャンプで挑戦してみました。
ただ、塩と胡椒などの調味料を忘れてしまい、オリーブオイルとニンニクの風味だけを感じる味に深みのないアヒージョになってしまいました。
忘れ物はしかたがないですが、ちょっぴり残念です。

セブンイレブンの「ちいかわコラボ」で衝動買いした「ちいかわタンブラー」
大好きなちいかわがプリントされたタンブラーで飲むビールは格別でした!

本当は調理動画をとって「おしゃれな動画」に編集しようと思ったのですが、余裕がなかったので「アヒージョをぐつぐつしている動画」をお届けします!
iPadの解像度を変えるのを忘れていたので画質が悪いです。
次回は設定を変更して撮影できればと思っています。動画撮影も上手になりたいです。練習あるのみ!!

2品目は「牛タンハンバーグ」です。

キャンプ場の受付で購入した180gハンバーグが2個入った冷凍ハンバーグです。
牛タンを使用しているからか1袋1500円の高級ハンバーグです。

静岡県といえば「さわやか」が人気と聞きます。
一度だけ食べこたとがありますが、もう数年前で味を忘れてしまいました。
機会を作って食べに行きたいと思います。

俵形のハンバーグなので肉厚ですが、中まで焼くことができないので半分にカットしました。クッカーで蒸し焼きにしつつ、コールマンの焼印をつけて、付属のソースを加えて温めたら完成です。

ソースがぐつぐつと煮えて美味しそうです。
ずっしり重い180gは、大満足な食べ応えでした。
解凍してしまったので、もう1個は朝食で食べることにしました。

ご飯を食べたらのんびりタイム

ご飯を食べて外を覗いてみれば、もう日が沈みそうな夕焼け。遠くに見える観覧車と空の色合いがいい感じです。

寒いけど、寒いからこそ出会える一瞬だけの景色はサイコー!
煌々と燃える熾火。薪ストーブの中は熱々です。
こういう状態の動画を撮ることができると綺麗かもと思いながら蓋を閉じました。
遠慮なく薪を燃やしているので、テントの中は暖かいです。

冬キャンプは思ったよりも寒かったです。

やることがなくなったので、21時ごろに火が消えたことを確認して就寝しました。
夜になると風が強くなり、テントにスカートがあるといえど吹き込んできます。
ストーブがついている時は暖かかったですが、ゆっくりと冷えていきました。

湯たんぽが冷えるのが想定より早かった。そして、テントは結露して寝袋も濡れた。足元が冷えると目が覚めることを経験できました。

今回使用しているのは、コールマンのマルチレイヤースリーピングバッグです。
一応は0℃以下も対応していますが、どこまで大丈夫なのかよくわからなかったので性能チェックも兼ねています。
そんな寝袋でしたが、足元が冷えてきたことで目を覚ましました。
もう一度寝付けるか試していましたが、グングンと冷えが増していくので、このままではやばいと思い、起きました。
時間は夜中の3時で気温は7.7℃でした。風がテント内に絶えず吹き込んでくるので、体感温度はもう少し低いように思います。
また、テントが結露していたので寝袋がテントに触れていた場所から湿っていました。シュラフカバーはつけていなかったので、寝袋が濡れたことも寒さに影響があったかもしれません。

寒さに目を覚まして温度計を見ると7.7℃
自宅でも珍しい気温ではないけど、風が強いため、寒かったです。
このままではやばいと思い、薪ストーブに火を入れました。
ちなみに完ソロだったので、周りの迷惑になることはありませんでした。
夜中の3時の満月と浜名湖
静寂な湖面に月明かりは幻想的でした。
薪ストーブに火入れしてから、うつらうつらしていても、寝ることはしませんでした。
ようやっと太陽が出てきた頃の浜名湖です。
対岸が太陽に照らされていたのを羨ましそうに眺めていました。
すっかりと太陽が昇った浜名湖です。
写真を見返していたら、雲がない真っ青な空でした。
寒さに震えたキャンプでしたが、1泊で様々な景色を堪能できました。

焚き火でのんびりしながら、温泉を待ちます。

朝食を食べた後はテントや諸々の道具を片付け始めました。
舘山寺温泉で日帰り温泉がある「華咲の湯」のオープンは10時でしたので、90分ほどの暇をつぶす必要があり、焚き火をしはじめました。
強風で大変でしが、DoDタキビノムコウの出番です!

初めて使用したタキビノムコウでしたが、それでも容赦無く風が吹いてきます。
強風すぎるのはどうしようもないようです。
ないよりはマシでしたが、焚き火で暖をとることは難しかったです。
9時をすぎるとやっと陽が照ってきました。
太陽の光ってあったけぇーと心底思いました。

日帰り温泉までは車で数分の距離でしたので、あっという間に着きました。
待ちに待った温泉です。冷えきった体を温めるのは最高でした。

華咲の湯は大人1名1420円と高めに感じますが、とても気持ちの良い温泉でした。

今回の反省点!

今回はポールテントと薪ストーブを使った初めての冬キャンプでした。そんな冬キャンプを振り返ってみたいと思います。

テントのスカートに頼りすぎてはいけなかった。

ポールテントにスカートがついていたので風を防げると思いましたが、強風ではテントが巻き上げられることで風が吹き込んできました。

30cmペグが足りなかった。補充しよう。

本数が足りなくていくつか使用した20cmペグが抜けかかっている場所がありました。強風の日はできるだけ30cmペグを利用し、打ち込む方向にも気をつけたいと思いました。

テント内の結露を寝袋に吸わせてはいけない。

テント内が結露することで寝袋が濡れてしまうことも知識としては把握していましたが、どの程度がわからなかったため、シュラフカバーを準備していませんでした。
ものすごく結露したわけではなく、テント裏面がしっとりするくらいだったので、寝袋もしっとり湿ったくらいでした。
でも、湿ってしまうということは、本来の寝袋の役割をはたすことができず、やがては冷えてくるということだと思います。シュラフカバーは必須だと実感しました。

今回の良かった点!

薪ストーブは暖かいです。

外では寒い風が吹くなかテント内はポカポカでした。
薪をくべるときに多少の煙が心配でしたが、一酸化炭素チェッカーで安心することができました。
薪をくべるだけで一時的に数値は上昇したので、チェッカーは必須だと思います。

ランタンスタンドはバッチリでした。

光源を地面に置くと下から照らされてしまい作業性が悪かったので、コールマンのランタンスタンドを用意しました。
狙い通り光源が高い位置にあると作業性が良くなり、快適なキャンプを行うことができました。

ハイコットで背中の寒さは防げました。

用意したコットは、ハイコットでした。また、コットの上にはエアーマットを敷いたので、背中からくる冷気は防ぐことができたと思います。
防ぐことができなかったのが足元の冷えでした。

次回のキャンプに経験を活かそう!

今回のキャンプで特に足りない装備はシュラフカバーだと思いました。
寝る時の装備を改善すれば、朝までぐっすり寝れていたように思います。

今後も冬キャンプはしていくのでシュラフカバーを調べてベストなものを購入したいと思います。

装備不足で快眠には至りませんでしたが、浜名湖の自然を満喫できる思い出深い冬キャンプになりました。個人的にはとっても大満足です。

ここまで読んでくださりありがとうございました!




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