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A-Shell on iPadで日本語LaTex

iPad(iOSというべきか)上でUnixライクなコマンドライン環境が使えるA-Shellというアプリを見つけて色々使っている。
LaTexが使えるということで、色々と試したのだが、日本語の利用方法が分らず、しばらく悪戦苦闘した。忘備録的に残しておく。
YouTubeには、A-Shellのコマンドライン環境でpdflatexコマンドを利用してLaTexを利用する様子を見せてくれる動画が上がっている。
それで、動画のようにやってみると、英文の文書の作成は問題なくできる。しかし、日本語も使ってみようとすると、うまくいかない。

日本語を利用するには、
①lualatexコマンドを利用する必要がある。
②ドキュメントクラスとして、日本語の解説サイトや有料の書籍などで紹介されているjarticleやjsarticleといった、jclassesないし、jsclassesは利用できない。
③ドキュメントクラスとしてltjsarticleやltjsbookなどの、ltjsclassesとよばれるものを利用する必要がある。

補足:
①lualatexコマンドを利用すると、ソースファイルから、直接pdfファイルを生成してくれる。dviファイルが欲しい時にはどうしたらいいのかは分からない。個人的にはpdfファイルが出てくれればいいので、調べていない。
②A-Shell上のvimは日本語の入力編集は、事実上無理。一応、nanoも試してみたが、こちらも駄目。日本語のドキュメントを作成しようとすると別途テキストエディタあったほうが良さそう。
③pdflatexなどで日本語を利用できない理由は、ベースがLaTex2εだから。jarticleだのjsarticleだのは、pLaTex2ε用のセットアップなので、pLaTex2εを使えとかいうエラーメッセージが出るが、そんなものはない。て、いうか、誰か知っている人がいたらpLaTex2εのA-Shell上での使い方教えてほしい。

ぐち:
LaTex初心者の筆者のような人間には、ドキュメントクラスの使い分けとか、各LaTexバージョンの違いとか、判らないのである。ネットを調べまわったけれど、分かりにくい事この上ない。

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