新年カレーカウンター回りすぎ
僕は前回のnoteで「今年はカレー食べた回数をカウントする」と宣言したがカウンター回りすぎである。
今日は1月9日。カレーを食べた回数は5回。何かがおかしい。
どこで間違ったのか振り返ってみよう。
【1月6日】3食目
立川「chichica」がイカれたことをしていたので是非とも行かなければならなかった。
一時的ではあるが、なんと通常メニューをすべてやめたのだ。そして期間限定メニューの「スープキーマカレー」だけを提供。
飲食店とは何だ?という概念を根本から問いかけるこの営業形態。
カレー屋というか、スパイスを使った総合料理屋、つまりやっぱりカレー屋なんだ。カレーってなんだろうね。
うるせえ!早く食えよ!!!!カレーを!!!
トッピングはスパイスチキン。
店主はツイッターでも「名前はスープキーマカレーでいいのだろうか・・」と悩んでいたけどその意味がすごく分かった。
このシャバシャバ感ありきで作ったのか、研究しているうちにこのシャバシャバ具合になったのか・・いずれにせよ絶妙なシャバシャバだった。
一口食べた後で「ああ、神様、いまからこの皿に盛られているすべてがなくなります。そうです。私の手によって」としんみりしてしまった。
最高なスタートを切ったchichica。今年も奇想天外なカレーを提供してくれることだろう。
【1月8日】4食目
出張先の静岡「チョウタリ」でダルバート。はいストップ。ここがおかしい。
静岡といったら色々と名物がある。うなぎ、海鮮丼、おでん、富士宮焼きそばなどなど・・
その中でなぜカレーをチョイスしたのか?
それは・・
それは・・・
ダルバートを久しぶりに・・
まぜまぜしたかったから・・
このすべての具材を気分で取り分けてライスにかけて、まぜまぜして食べる。それがダルバート。漬け物は箸休め的に食べた。
僕としては、この見た目でもう完全に美味しそうな感じ。
ちょっとずつだけど、出された瞬間に「どれくらい美味しいのか」感じ取れるようになってきた。予想通りかなり美味しかった。
味は店によって使うスパイスが違うから全然見当つかなくて、そこがカレーの面白いところ。
これはデザート。
サーターアンダギーを極限までしっとりさせて、シロップに漬けたのを一週間忘れておいたような甘さ。
どうかしてるぜ、この甘さ。でもなんだろう、もう一回出されたら嬉々として口に運んでしまいそうです。
【1月9日】5食目
2日連続で行っちゃってるし、もう何も言えない。もはや、間違っていることが通常運転だ。出張帰りの新横浜で下車して「天馬咖喱」へ。
驚きのスピードで提供されたのはビーフ&キーマ。
これ、僕としては欧風カレーの中ではナンバーワンだ。体験数が少ないけど。
しっかりとした辛さの中に、コクと甘みを兼ねそろえていてとても食べ応えがあった。
特にキーマが出色の出来だったので、次いく機会があったらキーマカレー単品を味わいたい。
野菜はローストされているのが良くて、味つけも好きだった。野菜のうまみが全面に押し出されている。
食品サンプルすら精巧で美味しそうなのも良い。
以上、現場のカレーからお送りしました。