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文字からしてホルモンっぽい、胃腸炎
週末はいかがお過ごしだろうか。
昨日のことである。目を開けるとおれはもう胃腸炎だった。およそ14年振りの発症だ。
腹痛になることは一般比で多いのだが、胃腸炎は一味違う。
まず気持ちの面が大きい。圧倒的に「あー!今日はもうダメだ!ダメでーす!部長ー!!!会社休むオレーーー!!!」という気持ちにさせてくれる。爽快感があるほどだ。
少し横になればとか、薬を飲めばとか、そんなのまるで歯が立たない。古のことわざを引き合いに出すなら「胃腸炎に執行猶予」である。
胃腸炎のつらさは腹痛、胸やけの不快感だけではない。熱が徐々に上がってくる。
このジワジワ感や執拗に繰り返されるサビは、ジャスティン・ティンバーレイクのSexy Backを想起させる。
Take'em to the bridge!!(微熱)
Take'em to the chorus!!(高熱)
そしてとにかく手足が冷える。
全身すっぽり布団に潜り込むも全然温まらない。特に足から先の冷えは、全身の悪寒を引き起こしているようにも思えた。
おれも負けじと電気毛布の強さを「Take'em to the bridge!!」と上げていくが、結果としては、腰が…めちゃくちゃあったけえ…
しかし足だけ依然として明らかに経度が違う、足だけ網走刑務所で処されているような冷えである。
2023年2月現在も胃腸炎の特効薬はないとされており、その療法は修行僧さながらだ。即ち「ひたすら飯を抜け、水分のみ摂取すべし」である。
そんなこと言われなくても食欲などまったく起きない。もし胃腸炎だけどビッグマックを食べたい人がいたら、その方は胃腸炎ではない。
幸運に食欲が出たとしても、うどん、おかゆ、豆腐、ヨーグルトなど白いものに憧れを抱くはずである。
でも何らかの薬を飲むために食べ物が必要だ。トゥルーバイパスでの排出をおそれつつヨーグルトを食べる。
整腸薬は朝に飲んだがあまり効かなかった。昼から高熱で身体や関節が痛くなってきて、苦しまぎれに飲んだバファリンは効果大。
このような感じで朝から夜まで身体の痛みと過ごし、横になっていた。寝すぎて腰や背中も痛くなってくる。そして夜は10時半に就寝。
次の日、目覚めるとどうだろう。
外は明るくなりきり、時計は12時に差し掛かっている。先輩、自分まだまだ寝れます。
熱はすっかり下がった。しかし、立ち上がると、身体の中から思いっきりつねられているような不快感。この痛みは現在も残っている。
本当にSexy Backのサビくらいの執拗さだ。
今日も食欲がなく、昼はお菓子2個、夕飯はお茶漬け1杯。
昨日からトータルで2食分くらいしか食べていない。
夕方インターホンが鳴り、配達指定を間違えたビールで冷蔵庫があふれている。
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