シェア
【海の波と市場は同じ】状況は刻々と変化し、小波から大波まで、どうやって乗りこなすか?を常に考える必要があります。波を読み間違えたり、ポジションを間違えると、痛い目に遭うこともしばしば。事前準備を怠ると簡単に突き返されてしまいます。小雨交じりの海でサーフィンしながらふと思いました。
仕事柄、オンラインサポートや電話サポートを利用する機会が多いのですが、ここ数年、オーストラリアのサービスレベルが上がってきている気がします。もちろん、日本の対応と比べれば、まだまだ海外レベルのサービスだな~と感じますが、20年前、10年前と比べて、だいぶストレスが減りました。
貿易や海外事業への投資。外国為替の値動きは毎日気になりますよね。ただ、面白いことに、20年以上も「豪ドルVS.日本円」を観察していると、ある一定の傾向が見えてきます。ポイントは年単位で波を見ること。いつの時代も人間の期待値(本質)というのはあまり変わらないんだな~と感じました。
【ビジネスモデルとは何か?】それは企業の収益構造。「商流・物流・情報流・価値の流れ」を図式化したもの。この構造が成り立つために「購入者の課題やニーズをつかむこと」「競合商品との競争に勝てること」「利用者にそれら商品やサービスを適切に届けること」という3つの前提が必要となります。
【豊富な資源国】オーストラリアの金属資源埋蔵量は鉛、ニッケル、ウラン及び亜鉛で世界最大。しかし、約1~2年前からその勢いを失ってきています。福利厚生、金融、保険、IT技術など、サービス業の台頭です。オーストラリアも他国同様、第3次産業の時代がすでに始まっているということですね。
挑戦に慣れていない人は、①適度な目標設定をする、②一つの目標に集中する、という原則に従って行動してみてください。初めは思うようにできなくて辛いかもしれません。しかし簡単な課題に立ち向かい、小さな成功体験を積むことで挑戦に対する「免疫」が付き、あなたの戦闘能力が上がっていきます。
オーストラリアは人口約2,500万人程度の市場が小さな国ですが、多民族国家で、世界中からの移民で成り立っています。アメリカを小さくしたイメージ。このような背景から、テストマーケットの国とも言われています。この国で売れる商品はアジア諸国だけでなく、ヨーロッパでも勝算が見込めます。
【客観的に見た判断】経営者は、自分の会社を冷静かつ客観的に眺めることはできません。ついつい、主観的に見てしまい、判断が甘くなったり、都合のよりデータばかりが目に入ってしまう。僕も自分に甘いときが多々あります。そんなときは、素直に第三者の意見に耳を傾けています。厳しい意見に感謝。
【苦手作業の克服】資料やレポートの作成。僕は超苦手です・・・会社勤めの時からこの手の作業が遅いのです。今でも得意ではありませんが、少しずつ早くなっています。独立起業すると全てが自分の責任。改善を繰り返さなければ結果はでない。やらざるを得ない環境が僕を成長させてくれています。感謝。
プライドが邪魔をして素直になれない。「そんなプライドなら捨てちゃえば?」超やり手の先輩経営者の一言。5年前、僕は独立起業したばかり。あと半年もつかかどうかの時期。それからです、ちっぽけなプライドを捨てたのは。ありがたいことに今も事業は継続、お仕事もご一緒させていただいております。
「学問なき経験は、経験なき学問に勝る」イギリスのことわざ。正直、僕も経験に勝るものはないと思います。学問=文字から得た知識=非常に断片的。実体験=得る情報量=膨大。五感をフルに使い、雰囲気や第六感を通して、とんでもない量の情報が入ってくるだけでなく、体全体で吸収し、身に付きます。
【5%】日本企業が海外に進出し起業した際、撤退などでビジネスを止めずに活動を行っている1年間の生存率。調査方法など諸説ありますが、肌感覚的に言ってもあながち間違っていないと思います。この数字を高いと見るか?低いと見るか?いずれにせよ、海外で生き残るのは至難の業だということですね。
ビジネス用語の【USP】Unique Selling Propositionの意味。簡単に言えば「➀お客様が望む、②仲間(ライバル)にない、③自社(あなた)の独自性・強みの提案」という事です。この3つの要素が1つでも欠けているものはUSPではありません。あなたのUSPは何ですか?
【ビジネス軸の見つけ方】僕も含めて、全ての人は過去の積み重ねた経験で成り立っています。様々なシーンで人生の選択をしてきた結果が今のあなたです。その選択によって辛い結果となったり、楽しい結果となったり様々あったはず。そんな経験から導き出される感情がビジネス軸に成りやすいのです。