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アクション映画と老後

久しぶりに映画を観た。
近くの映画館で本日が最終日という大好きなジョンウィック。
妻の忘れ形見をロシアンマフィアに奪われて、、、から始まる復讐のストーリーも4作品目。
ごちゃごちゃとした設定が回を増すごとに増えていくが、アクションシーンは本当に素晴らしく、ケイン演じるドニーイェンの仕込み杖が座頭市をオマージュしてて痺れた。

役者の名前や顔を覚えるのが絶望的に苦手な僕は、登場人物が多く出てくる作品や凝った内容の映画を観ると頭が追っ付かなくなってしまう。
結局僕が"面白い"と判断するのはアクションシーンがこってりと盛られた単純なストーリーの作品ばっかりなんだよなぁ。

昔ばあちゃんに連れられたビデオのレンタルショップで、片っ端からジャッキーの映画を借りて観てた頃にその基準は作られてしまったのだろう。
頭のどこかではああいった暴力で相手を黙らせていくシナリオに憧れがあるのだろうか。
恐ろしい考え方だが、キアヌがボコボコと敵をやっつけていくシーンを観ているとスッキリしていくのも確かだ。
年老いて右も左もわからなくなったときに暴力的な衝動を表出させないようにしたい場合はどうしたら良いのだろう。
今の積み重ねが重要な気がする。

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