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歩きがおかしいを発生様式から考える
こんにちは!
理学療法士/パーソナルトレーナーの牛窪逸人です!
本日は「ヒトが歩くということ」について論文を読んで考えたことなどを共有していきます。
今回は、東京大学総合研究博物館 木 村 賛 さんの論文を引用させていただいております。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sobim/38/3/38_169/_pdf
胴体を鉛直に立てて移動する様式をとっているのは、ヒトのみであり、この直立二足歩行から、手や脳機能の発達が起こったとされています。
なぜ、二足歩行を獲得したかは、様々な見解があるようですが、この論文を読んでいく中では、樹上活動で必要な垂直に木を登るという行動は股関節、膝関節が伸展し、母趾で蹴り出しを行うことで獲得できると考えられます。
ヒトの祖先は、この行動を繰り返すことで、直立二足歩行を徐々に獲得していきました。
樹上生活を続けていましたが、気候変動などにより、森林が草原に変わり、ヒトの祖先は地上に降り立ったそうです。
このことから考えると、現代人は発生様式とは、逆行している行動をしていると考えています。
洋式文化の定着による座りっぱなしの生活や運動不足などによる筋力低下など、その状態で生活することで、本来必要な筋力や関節の安定性が失われてしまい、慢性的な不調を抱えるのではないかと考えています。
発生様式と現代人を比較することで、身体の負担を少ない、不調のない身体を作るにはどうしたらいいかがわかります。
クライアントを導くためには、その方向に持っていくことが必要なのかを考えたときに、この知識は必要となっていきそうです。
過去を知ることも時には必要であることを学びました。
このような、豆知識もクライアントにとっては新鮮な内容になります。
この人はよく勉強していると感じる部分は、普段の雑談の中や、相談した際の返答でわかるとのことです。
ぜひ、一緒に様々なことを勉強していきましょう!!
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