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病休明け教員への金言

支援学校教員のバナナです。
7月後半、病気休暇から職場復帰しました。
が、8月終盤に入っても一向に調子が上がらない。
その焦りと、新学期が始まる緊張感がハンパない。
そんな状況です。

昨日、仕事帰りに近所に住むTさん(60代女性)にふらっと会いに行きました。
私が保育園児だった頃の担任の先生なので、かれこれ40年ほどのお付き合い。
Tさんとは定期的に会いたくなるんですけど、帰宅中ふとTさんのことを思い出し会いにいきました。

Tさんに今の状況をお伝えしました。
目を見て、うなずきながら話を聞いてくれました。
Tさんからいただいた言葉が胸にささりましたので、以下にまとめます。


「ご迷惑おかけしました」ではなく、「ありがとうございました」


Tさんがご両親の介護から学ばれたとのこと。
手伝う側も「すみません」「ご厄介になります」と言われ続けたら、申し訳ない気持ちになる。

「迷惑をかけた/かけている」という気持ちは持ちつつ、「ありがとう」という言葉がお互い気持ち良いのではないか。
その通りだと思いました。

自分にできることを丁寧にする

丁寧に人とかかわる、丁寧に仕事に向き合う。自分が大切にしていた姿勢を思い出させてもらいました。
慌ただしさに体調の悪さも相まって、その信念を失っていました。

苦しさや悩みは本人にしか分からない。

楽しく生きているように見えても、人間だれしも、苦しさや悩みを抱えているもの。自分だけではない。
また、その苦しみや悩みは外からは分からないもの。本人にしか分からない。

何事にも意味がある

じゃあ、なんで私は鬱で何ヶ月も苦しんでいるんだろう?と考えてみました。
うつになって、家族、同僚の支えが身にしみました。
胸に手を当てて考えると、支えてもらっている方に横柄なことを言ったり、雑な態度で接していたなと思い当たる節がありました。

今回の鬱は「このままではいけないよ。」と致命傷になる前の警告と捉えることもできました。
天狗になっていた私には頭を打たないと分からないことだったのかもしれません。

恵まれていたからこそ、今がある。

私は仕事ができる男ではありませんし、家庭人としても落第点。
仕事をもち、妻子がいることは、自分は恵まれすぎているのかもしれないと今本気で思っています。

ほんと、周りの人、置かれた環境には恵まれていますし、これまでも恵まれていました。
恵まれていたからこそ、今があります。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
Tさんからいただいた言葉を残しておきたいのと、
Tさんの言葉に共感される方が私の他にもいるのではないかと思い記事にしました。


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