![豆1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/1320491/rectangle_large_9724f1aec6468bfa1e6b3358981bac8f.jpg?width=1200)
節分と言えば豆
2月3日が過ぎようとしている
この日は世間では豆を粗末に扱う習慣があり
豆を床にばら撒き、「鬼」という見えもしない敵と戦う
豆を床にばら撒くとその「鬼」は家の外へ逃げるらしく
そして福が家の中にやって来るという
自分も小さい頃は豆をばら撒いた記憶がある
小学生の頃は学校の行事でも豆まきがあった
鬼役の先生は加減を知らない子供にブチ切れ、
鬼役の子供は痛さで泣いて中断となる
「全然福が来てない」
子供の頃はそう思いながらも
長いものに巻かれ
豆を撒いていたものだ
今年の自分はそんな事を思い出しながら
節分という事で豆を撒く事にした
いや、豆を挽いた
豆から挽いて淹れる珈琲は良いね
最近の趣味と言えば
砂糖もミルクも入れずに珈琲の香りを楽しみながら
お香を焚いて、レコードに針を乗せて、
葉巻を咥えながら革製品を手入れする
味覚、嗅覚、視覚、聴覚を至福に満たしていく
最後にアントニオ猪木の名言で締めようと思う
「この豆をまけば、どうなるものか
誤る事なかれ、荒ぶれば道は無し
まかずに挽けよ
挽けば分かるさ、ありがとう。」
1998年4月4日 東京ドームにて