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2025.02.15:渋谷散策、新宿イタリアン

休日。

早朝6時。
昨晩仕込んだ生地を伸ばし、製麺をするところから私の朝はスタートする。
"料理"というものが苦手な私は冷凍食品とレトルト食品で一生を終えようとしていたが、この生パスタ作りの楽しさを知ってからはその概念が変わった。

今回で恐らく6回目となるので、伸ばし方も麺の幅も"それ"らしくなってきた。
食感はまだ飲食店で提供されている"それ"よりは美味しいものではないが、確実に少しずつ近づいている手応えは感じている。

渋谷。
東京には"東京駅"なるものがあるが、僕の主観で最も東京らしい場所は渋谷駅とその周辺である。

都会特有の利便性の良さと嫌気さえ感じる程の騒がしさと人の数。
限界を知らずに発展し続ける街の影でいつまでも残り続ける治安の悪さは正に東京。
スクランブルスクエアという新施設が出来たにも関わらず、入り口付近にはホームレスを毎回見かける。

本日、最低気温が5度と割と寒くない気候。
とりあえずAnatomicaの綿コートを着てきた。
綿100%なので雑に扱えるし、薄くて軽いけど高密度生地だから意外にも風は通し難い。

その他諸々ディテールも凝ってて中々気に入っているが、唯一気に入らない点と言えばデカいブランドタグである。
絶妙にダサい位置に仕込んであることにより、捲れた際に見せびらかすようにタグが見え隠れする。というか隠れないので見える。

ブランドタグを取るとリセールバリューがかなり落ちるので今は取らないが、あと数年来て売却をしない覚悟が出来た時にタグは取ろうと思う。

渋谷。なんだか今日は人が多い。

スクランブルスクエアで見つけた緑が沢山ある"良い"店。
コンクリートジャングルにこういった緑が沢山ある店を見るとめちゃくちゃ違和感がすごい。
意識高いよね。

Aesopの渋谷店に来た。
アロマキャンドルやお香、所謂"丁寧な生活"を象徴するようなものには常に憧れている。
とは言え、自宅にいる時間が本当に少なくこういった"自宅での時間を楽しむコンテンツ"を買っても何も意味が無いことは重々承知している。が、やっぱりいつかは欲しい。
部屋に来る人といえば家族以外居ないほど人付き合いが広くない私だが、それでも憧れと理想だけは高く持っておきたい。

美容液のテスターを貰った。
割と嬉しい。
Aesopの美容液、調べたところ8000~12000ぐらいしてしまうので本当にテスターとか嬉しい。貧乏性が発動して貰った際はシンプルに喜んでしまった。
…テスターで喜んでる人ってなんだ。
まぁとにかく今年はスキンケア関連は色々触れて行きたい。Aesopは高いから触れないだろうけど。

街を歩く。
原宿まで歩いて何もやる事がなく渋谷へ戻った。
というのも、この時一緒にいた友人が明治神宮へ行きたがっていたのだが、数分差で閉門してしまっていたので仕方なく帰った。
秋葉原とはまた違う、若者を刺激するオシャレさを持ったキャラクターグラフィックは新鮮味を感じる。

昨今の秋葉原は韓国や中国のゲームキャラクターで埋め尽くされている印象なので、日本のキャラクターが多い渋谷は不思議と心地が悪くなく感じる。

新宿に来た。今日のメイン、イタリアン。
私の大好きな店を予約した。
あまり新たな店を開拓するというのに興味がなかった私だが、この店に行ってから変わった記憶がある。

何を食べても美味しく、尚且つ全然払える価格帯の会計、安くて美味しい本当に良いお店。
それなのに店内の雰囲気は凄く品が良い。

コースなので諸々の料理+デザートが付く。
今回も例に漏れず本当に美味しかった。

中でも特に美味しかったのが、コースとはまた別で頼んだ『フェットチーネ、ポルチーニ茸のクリームソース』。
フェットチーネに合うソースが中々思いつかず、正解を探すべく軽率に頼んだものだが、本当に大正解だった。

濃厚なクリームではあるが、決して味が濃いわけではなく、クリームの中にしっかりと茸の風味を感じる。それにフェットチーネの食感が完璧。もう、今まで食べたどのパスタよりも美味しかった。

品が良いとはいえ、カジュアルな場所なので秦谷美鈴のぬいぐるみを取り出しても大丈夫。
友人に持ってもらって撮影したのだが、割と憎めない顔をしている。かわいい。
とりあえず満足に食べたので本日は解散。
次はまた違う人をここに連れて行きたい。

美鈴、デザートだよ

デザート、美鈴だよ

以上。

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