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琅琊榜 第七章 稚子之约

2024年10月31日~11月1日

「幼子との約束」

んー幼子(おさなご)・・・では無い気がする(^^;)
庭生はもう10才だし。難しい(+_+)

前回の終わり、誉王の提案で
豫津と景睿は御前で手合わせをする事になる。
景睿と手合わせ始めた豫津だが、
最中に色んな角度から霓凰に笑いかけるので、
霓凰が笑いをこらえ切れなくなり、
二人の手合わせを制止してしまう。
景睿は百里寄に手合わせを願い出るが、
断られる。
当の百里寄は李逍を選び、
李逍は早々に打ち負かされてしまう。

後はドラマでも描かれている通りですが、
宮城内にか弱い子供がいないか
梅長蘇が尋ねた時、
前章で出てきた景寧公主が
掖幽庭に子供がいる事を話します。
しかも、梅長蘇に死なせる事はしないで、
とも頼みます。
※本当に良い子ですTT

蒙摯が選んできた5人の中から、
庭生を含めた3人を選びます。
勝てた暁には3人に恩赦を与え、
掖幽庭から解放して欲しいと願い出るのは
同じですが、そこへ更に
口添えをするのが景寧公主です。
※ナイスアシスト!

さて、3人を連れ帰って、
飛流に訓練をさせるのは同じですが、
特殊な訓練のため、
様子を見に行ってはいけないと、
ほとんどの人々は自粛します。
ですが、景睿だけはやって来て訓練の
様子を見ます。
ところが、子供たちの脆弱な体を見ていると、
不安を隠せないようでした。
梅長蘇はそんな景睿は騙しようがないと評価します。
◎◎◎◎
その実直さゆえに近道を選ばず、そのため変化に富み、
奥深いものを知る事が出来ると思っているのだろう
・・・でも実は危うさが増すという事では?
◎◎◎◎
※何だかんだと、景睿を気に掛ける梅長蘇。
今後原作ではあの事件をどう二人が乗り越えるのか、
どう描かれているのか楽しみです。(辛いけど・・・

蒙摯がやって来ます。
子供たちの訓練を見て、問います。
「いったい何がしたいんだ!」
蒙摯の目にも、子供たちが百里寄を倒すことは不可能だと映ったようです。
そこで、梅長蘇は百里寄は実は江左盟の替え玉だと白状します。
※どうやってすり替えたかというと、江左盟の領域を北燕の使節団が通過した時だそうです。
なぜ見破られなかったかと言うと、百里寄は皇子府にいて、
あまり外に出る機会が無く、
顔を知られていない事、
性格が粗暴な上に
容貌も醜いため、
みんなが直視していなかったことを挙げています。
そんなことあり??(笑

蒙摯は梅長蘇が毛布を掛けているのが気になり、
思わず彼の手を握り、余りの冷たさに驚きます。
心が痛くなり思わず
◎◎◎◎
「まだ冬至も来ていないのにこんなに・・・
以前は寒さなんて感じる事は無かったはずなのに。
昔、靖王が赤焰軍の小帥は小さい火の様で、
薄い鎧を纏い、単騎で敵を百里も追撃し、
陣営に戻っても寒さに縮こまることは全く無かったと言っていた。
・・・しかし今の様子だと・・・、体にどんな重傷を負ったと言うんだ・・・」
「やめてくれ」梅長蘇は手を戻し毛布を引き上げ、
口調はとても淡々と、(言葉が)唇から発せられたと同時に
まるで風の中に溶け込んでしまったかのようだった。
「だからあまり貴方と会いたくないんだ。
私と過去の人はもう同じ人間じゃない。
そうやって常に比べられたら、もの悲しさが増すだろ。
今はどんな感傷的な感情も感じたくないいんだ。
頼むから今後、言わなくていい事は、言わないで欲しい」
蒙摯は青白く雪の様な顔をじっと見つめ、
鉄くぎのように鍛えられた、たくましい男は
目の周りを赤くしながらも耐えて、低い声で言った。
「その言い方はまるで、俺が女々しく娘のような事言ってるみたいじゃないか!」
「誰が我が国大梁一の強者を娘の様だって言えるんだ?」
梅長蘇は微かに笑って、少し気分を落ち着かせ、
「でも霓凰郡主だったら、女性の身だけど、男性に劣ってないよな?」
蒙摯は朗らかに笑い、長身を立ち上がらせて言った
「確かに。我々は常に意識しておかなきゃな、郡主と比べるわけにはいかないと」
◎◎◎◎

この一連のやり取りで、何だか往年の二人のやり取りが
目に見える様で楽しかったです。
林殊の感じが垣間見えて・・・
江左盟の宗主でもなく、
一人の人間として
偽りも飾りもない本音が見えた気がしました。
文士な梅長蘇も良いですが、他人に思わず当たったり
甘えたりするのもまた良い感じです(*´ω`*)

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ばなな
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