旧・栃木の盤屋さん

かつて、栃木のちいさな町工場で盤屋さんをしている新人ぐーたら社員だったものです。第一種電気工事士、第三種電気主任技術者。 ※技術情報に関しては正確なものとなるよう最善の注意を払っていますが、もし誤りなどを見つけた方はコメントください。

旧・栃木の盤屋さん

かつて、栃木のちいさな町工場で盤屋さんをしている新人ぐーたら社員だったものです。第一種電気工事士、第三種電気主任技術者。 ※技術情報に関しては正確なものとなるよう最善の注意を払っていますが、もし誤りなどを見つけた方はコメントください。

最近の記事

教科書に《真理》は書いていない。

受験なり資格取得なりに際して、学習すべきことがすべて記されている(はずの)教科書。これらに一通り目を通したものの、その内容がどうしても理解できずに挫折した、という経験をしたことがない人はほとんどいないと思う。《わからない》の中身は様々であろうが、最も多いのは「教科書に書かれていることが真理なのかどうか《わからない》」という疑問に起因するものではないだろうか。じっさい、この疑問はとても正当な疑問である。なぜなら、あなたの直観が示すとおり、現存するどんな教科書にも、名著と呼ばれる

    • 先月出た「Copilot+ PC」ハード的にもOS・アプリ的にもAI対応が不十分で買う気起きず。AIさえあれば魔法のように何でもできてしまうかのような映像プレゼンを行ってしまった後だから、メーカーも大変だろうね。 https://www.gizmodo.jp/2024/07/microsoft-surface-pro-11th-review-us.html

      • 会社のノートPC氏、異音放って動作も重くて死にそうだからって、買い替えようとすると息吹き返すのなんなんでしょうね。(5年目だからあと1年間はもってほしい)

        • Microsoft 365(Office)に実装されたCopilot Proのプレビューを試用してみているけれど、まだ実務で使える機能はほとんどない印象。これがプレゼン映像で見せてくれたような夢みたいなUXになるまであとどのくらいの年月がかかるのやら…。

        • 教科書に《真理》は書いていない。

        • 先月出た「Copilot+ PC」ハード的にもOS・アプリ的にもAI対応が不十分で買う気起きず。AIさえあれば魔法のように何でもできてしまうかのような映像プレゼンを行ってしまった後だから、メーカーも大変だろうね。 https://www.gizmodo.jp/2024/07/microsoft-surface-pro-11th-review-us.html

        • 会社のノートPC氏、異音放って動作も重くて死にそうだからって、買い替えようとすると息吹き返すのなんなんでしょうね。(5年目だからあと1年間はもってほしい)

        • Microsoft 365(Office)に実装されたCopilot Proのプレビューを試用してみているけれど、まだ実務で使える機能はほとんどない印象。これがプレゼン映像で見せてくれたような夢みたいなUXになるまであとどのくらいの年月がかかるのやら…。

          【法規】「電線」「ケーブル」「コード」という用語の、定義の有無について

          はじめに法令には上記のように、電気工事において使用すべき電線類を規定しているものがある。しかし、「電線」「ケーブル」「コード」という3種類の用語は一般には同じものを指すことが多く、分類について直感的に理解するのは難しい。これらの用語が法令において実際にどのように定義されていたり、いなかったりするのかについて調べた。 引用する法令の表記 引用する法令は《》内に表す。また、以下の略称を用いる。 電技:『電気設備に関する技術基準を定める省令』 電技解:『電気設備の技術基準の解釈

          【法規】「電線」「ケーブル」「コード」という用語の、定義の有無について

          【ボタンとランプ編】公共建築工事標準に準拠した制御盤製作の主な仕様について・2

          下記の記事の続きです。書式等は同じです。 はじめにボタン(押ボタンスイッチ)とランプ(表示灯)に関する規格は、国や業界による独自の慣行がそれぞれ強固に存在するため十分に統一されておらず、厳密に規格に沿った設計をしようとするのは難しい状況である。例えば、国際規格であるIEC 60073に準拠したボタンの色を選ぼうとすると、運転ボタンは白、停止ボタンは黒となるが、この色別を採用している制御盤は現状極めて少ない。標準仕様書にも、ボタンやランプの色、配置に関する仕様は規定されておら

          【ボタンとランプ編】公共建築工事標準に準拠した制御盤製作の主な仕様について・2

          【覚書】公共建築工事標準に準拠した制御盤製作の主な仕様について

          はじめに公共建築で用いられる制御盤の製作を行う場合、国土交通省の『公共建築工事標準仕様書』(以下、標準仕様書)に準拠することを求められるが、標準仕様書が規定している内容は多岐にわたり、標準仕様書が引用している様々な関連規格における不一致も少なくないため、網羅的な準拠は困難である。標準仕様書は、顧客(公共建築の使用者)との個別の合意を超えて法的な拘束力を持つ文書ではないため、実際の案件では標準仕様書のどこに、どう準拠した(しなかった)のかは不明瞭になってしまうケースが多い。顧客

          【覚書】公共建築工事標準に準拠した制御盤製作の主な仕様について

          で、結局VCTFの「F」って何の略なのかを調べてみた話。【2023年修正版】

          結論だけ先に示すと、Fは「Flexible(可とう性のある、の意味)」の略。(JISC:日本産業標準調査会さんに念のため問い合わせました。) ※以下、引用する規格を《》内に示す。 VCTFは、JIS規格において「ビニルキャブタイヤ丸形コード」という種類名を持つコードの「記号」である。《JIS C 3306・3.表1》この表には「記号の意味」という注記があり、V: ビニル、CTF: キャブタイヤコード と記されている。しかし、これだけでは「コード(Cord)」という言葉に「

          で、結局VCTFの「F」って何の略なのかを調べてみた話。【2023年修正版】