所ジョージに学んだ自己肯定感の本当のところ

最近思い出した話なのですが。

私が小学生のときに「それいけココロジー」という心理学系のバラエティーが放送されていました。(当時は、心理学の番組は珍しい番組でした)

その番組の心理テストのなかで

「あなたは1人で映画館に行きました。

その映画館で映画を観ているときに、周りに人は何人いましたか?

立ち見のお客さんはいましたか?」

という質問に対して、所ジョージの回答が

「その映画を観ているのは、自分1人だけで、映画館に他の人はいません。

めっちゃ楽な感じ。」

という感じの回答をしていたのを、私は今でも覚えています。

自分にとって、衝撃だったのです。

「所ジョージ様(・。・)!」って、思いました。

ちなみに、その回答はプロの心理学者の先生に、かなり絶賛されていたのですが。
(今で言うところの、「自己肯定感が高い」という意味でです。)

私もそう思ったのです。(小学生だったけど)

自分1人のために、映画を上映してもらうことを、悪いことだと思わない感覚の人がいるんだ!
別に、普通に楽しんでいいんだ!と思いました。

実は、あの発言をきいたことが、

「自分の人生にプラスになっていたという事実」に、最近気付きました。

私も「珍しい状況」を楽しめる人間になれたのです。

(所さんのおかげです(*^^*))

ところで、30代後半くらいから

「あのときの、あの人の発言に影響された」みたいなことが、なぜか色濃く自分の人生に反映されるときが、時々来るような気がします。

今のアラフォー世代の人が影響された人って、

多分「当時同世代だった芸能人」の場合が多いのだと思うのですが。

私はテレビを熱心に観ていなかった時代が長いので、あまり若者文化に感化されませんでした。

ちなみに、ミスチルの曲も、キムタクのドラマも、「めちゃイケ」も、

自分にとっては、ほぼ知らないカルチャーです。
テレビを観ていた日が少ないのですが。

今になって「あの日の、ココロジーを観ていて良かったな」と思うようになりました。

(あれは毎週みていました。美輪明宏様もあの番組で知ったのです)

若者文化、私はどうでも良かったです。

私は人気者になりたいとかいう欲が薄く、ただ「何事も罪悪感なく楽しめば良いんだ(*^^*)」って思えることの方が、大事だと思っていました。
所さんのあの発言の方が好きです。

考えてみてください。

私のような小心者が、日々罪悪感なく日常を楽しんでも、
「所ジョージのように、映画館が貸しきりでも罪悪感のない人」になれるのには、
まだまだのような気がしてなりません。

私程度がはみ出すことは、難しい気すらします。そう思うと、何でもしていい気分にもなれます(*^^*)。

ある意味、気楽な人生になったんだろうなと思います。

ちなみにですが、私は2016年の後半に

「神戸に何店舗かある、ケーニヒスクローネの一番人が少ないカフェ」

で、一時間程度貸しきりになった日が2度あります。
(写真はイメージです。もっと狭い店舗での話です)


あのときは、何だか嬉しかったです。

多分、「それいけココロジー」を観ていなかったら、無人のケーニヒスクローネに、1人で入店しなかったと思います笑。

コーヒーのおかわりが無料なのですが、「自分1人のために稼働しているコーヒーメーカーで作られたコーヒー」は、良いなと思えました。

元々の自分だったら、思わなかったです。

頭の片隅に「所ジョージマインド、カッコイイ」がありました。

最後に、まとめみたいな話なのですが。

最近流行りの「自己肯定感」について思うことは、

やっぱり子供の頃に、「誰の発言に影響を受けたか」によって、左右されると思います。

所さんは、偉大だなと思います(*^^*)。

あの発言は頭に残しておいて良かったです。

1991年に「自己肯定感」という言葉はなかったので、今思うと「当時にしては、先進的な感覚」でした。

ついでに、昔から思うのですが。

私には「イケメンと話すときに、緊張する女」の気持ちが、全く理解できません。
子供の頃からです。

なんで?って思いますし。それで周りに嫌われることもありましたが。

(自己肯定感高すぎとか思われるらしいです。その現象が、私にとって疑問です。)

「お客さんのいないケーニヒスクローネ」のほうが、ハードル高くないですか?

(違うのかな(^^ゞ?)

多分、私が「美人女優」や「モテ系のラブソング歌う女性シンガー」を目指したことがないからだと思います。

超絶美人になりたいとか、過激な劣等感とか考えたことがないです。 

「所ジョージマインドを試される」場面の方が、私の人生にとって重要です。

イケメンは別に、「私のこと、特に女だと思ってないだろうな」と思うんですよ笑。

世界人口の半分くらいが、性別上の女なのに笑?

別に緊張しなくても?

若い頃から、そんな感覚です。

「自己肯定感」こそ、色んなダミーがあると思います。

多分あと数年も経てば、話題になると思います。

というわけで、時には昔を振り返るといいことを思い出せるな‥
という感覚の話でした。


付け加え

ちなみにですが、私のなかで

「本物の自己肯定感」は所ジョージマインドだという感覚があって。

「成熟感」は、高田純次マインドだ

という感覚があって。

世間のキラキラした感じの人をみて「後ろめたさ」を言うほど感じません。

目指したことがないから、なのかもしれません。
物事の本質って、そういうことな気がします。
もちろん自分の基準での話です。

ということを付け加えて、終わります(^^)。


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