2021年個人的に良かった曲TOP15(前)

2018年から2020年まで、その年に発表された楽曲で個人的に良かった10曲を選んでTwitter上にまとめていたが、今回からはせっかくなのでnoteに記事として残しておきたいと思う。また、文字数等の制限もなくなったので今年は無理に削ることなく16曲にした。よく聴く邦楽のみでジャンルは幅広く選んでみた。いずれもYouTube上にMVがあり、Apple Music等のサブスクでも聴けるのでぜひ。

前半の今回は7曲を紹介する。

1. きらり / 藤井風

いわずもがな。紅白歌合戦でも披露された楽曲。一昨年発表した1stアルバム(2020年の10曲に選んだ「優しさ」も収録)の段階で既に完成していたが、今年はメディア露出も増え、完全にスターになった。ずるい。

2. ウラノミト / 月ノ美兎

Vチューバ―文化と音楽の融合。衝撃度だと2021年 No.1。この楽曲に限らずプロジェクト全体がえげつないので、是非アルバム「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」をチェックしてほしい。大げさでなく世界に誇れる日本の文化の一端の気がする。

3. Half of Me / DYGL

洋楽かと錯覚するような心地よい英語とメロディ。疾走感と爽やかさ。個人的に2021年一番ヘビロテした曲かもしれない。収録されているアルバム(「A Daze In A Haze」)も全曲おしゃれなのでぜひ。

4. 野球 / くるり

実験的な楽曲。野球定番のあのメロディを音楽として昇華させている。くるりの音楽性の幅広さに脱帽。地味に選手名の選び方にも凝っていて笑ってしまう。

5. ナイトダンサー / 秋山黄色

King Gnuなど圧倒的な演奏技術で誰にも真似できない複雑な楽曲が流行りがちな中、かなりストレートなロックでヒットを飛ばしまくる秋山黄色のボートレースCMソング。ストレートではあるが、要所要所にはかっこいい工夫があったりするのが憎い。

6. 僕の戦争 / 神聖かまってちゃん

進撃の巨人のOP曲として賛否両論の楽曲。気持ち悪いのに段々癖になる絶妙なバランス。神聖かまってちゃんド刺さり世代としては、「ロックンロールは鳴り止まないっ」のような感情剝き出しソングと対照的な無機質な楽曲に新鮮さを感じた。

7. 怪物 / YOASOBI

これまでのYOASOBIのイメージとは少し違った角度から攻めた楽曲。ボカロ成分とJ-POP成分がいい感じで共存している。あれだけ「夜に駆ける」がヒットしてしまい、曲を出すたびに注目が集まる中でもちゃんと外さないのはさすがすぎる。

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