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散文をはじめます

自分にとって比較的安全な場での発信をしたくなり、「マガジンを始めよう」と思い立ったのが年明けくらい。

「オンラインサロンを運営しませんか?」という営業メールがたまに届く。一度Zoomで話を聞いたこともあるのだけれど、どうしてもその性質に合わなくて断ってしまった。
というのも「オンラインサロンの会員以外の人からの相談やメール、連絡には一切答えないでほしい」というのが、先方からの要望だったためだ。私は普段、生活に困窮した人からの相談やキャリアの相談にもできる範囲で返事をするようにしている。もちろん、こちらのスケジュールや都合で返事をできないこともあるのだけれど、緊急度が高いものや必要な支援先に繋げそうなものは優先的に連絡を返すようにしている。そういう人たちが月額いくらかかかる有料のオンラインサロンに加入している可能性は限りなく少ないだろう。今までに連絡をくれた人たちはどこかでたまたま私の記事を読んで連絡をしてくれる人の方がほとんどだろうし、わざわざ私に相談をしたいがためにオンラインサロンに入会するとは到底考えづらい。運営側からの「不公平を招くので”月謝”を支払っていない人からの相談や連絡には返信をしないでほしい」というのは、あまりにも私の活動にそぐわないものだったので、オンラインサロンの運営はとにかく断ってきた。

最初はひと記事ずつ購入できたほうがいいだろうか、と思って実験的にひと記事150円くらい、マガジン「安全基地と思考の随筆」購入(マガジン内の記事読み放題)だと250円くらいの設定にしていたのだけれど(あまり高い金額を取りたくない)、マガジンに有料記事を追加するたびに「これ、ひと記事ずつ買ってくれる人が圧倒的に損するんじゃないか」という罪悪感が芽生え始め、noteプレミアムに加入して、定期購読制(月額を払えば、マガジン内の過去の記事も新しく追加される記事も読み放題)に完全に切り替えることにした。

ただ、マガジンを作り直してしまったことで、これまでに「安全基地と思考の随筆」を購入してもらった人に申し訳が立たなくなってしまったので、新しい定期購読マガジン「安全基地の思考と散文」(タイトルが実は少し違う)を、初月は無料で公開することにしています。

新しいマガジンはこちら。

月にだいたい10本ほど更新予定、月額500円ですが、初月無料にしていますので気軽に購読してもらって、合わなさそうであれば翌月に購読停止してもらえるといいかなぁと思います。

本当は無料ですべて公開できればいいのだけれど、クオリティを担保して文章を書くのは簡単なことではないし、もちろん時間もかかる。可処分時間を原稿料の発生する仕事ではなくnoteに充てるには、あまりにも生活を圧迫してしまう……うまくバランスをとりたい。

せっかくなので、商業媒体ではできないこともどんどんやっていきたい。例えば、コメント欄にもらった質問や相談などを取り上げて回答する形式の記事を作成すれば、同じような悩みを抱えている人にとってもヒントになるかもしれない。これまでYouTubeやラジオなどを使って交流の場を設けようとはしていたのだけれど、やはり一番届くのはnoteなどの記事形式だった、という発見はデカイかもしれない。(読者層的に、音声コンテンツより文章の方が消化しやすいのか?)

マガジンでやってほしいこと、要望やリクエストなどあればコメント欄やDMなどでどんどんください。できるだけ皆さんの希望に沿う形で運営していきたいので、聞きたいことや書いて欲しいことなどもお待ちしてます!


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吉川ばんび
いただいたサポートはさくちゃんとバブちゃんの生活を守るために、そして今後も作品づくりを継続するための活動費として、大切に使わせていただきます! お礼のメッセージは吉川本人から個別にお送りしております。