さてはて
2022もとうとう終わりというわけですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
本年、私などはいわゆる前厄にあたる年でありましたがそんなことはどこ吹く風、厄の気配など全く感じさせず、ただ健康に、これまでと変わらず過敏性腸症候群に逆流性食道炎、慢性上咽頭炎を抱えつつ足の骨を折り(← New!)、なんと一年の半分を骨が折れた状態で過ごすというたいへん微笑ましい31歳の年となりました。殺してくれ。
一年の仕事をひとつひとつ振り返って総括したいところではありますが、いかんせんそんな気力や体力が失われつつあるので取り急ぎ生存報告とお礼まで。
今年も吉川の仕事に関わってくださった取引先の皆様、読者・視聴者の皆様、友人各位に厚く御礼申し上げます。吉川が生きているのは皆様の温情があってのことです。
実は現在受験生ということもあり出願の準備や諸々で戦々恐々としている状況のためやや低浮上気味ではありますが、頂いたお手紙やメッセージ、リプライなどなどはすべて拝見しております。おひとりおひとりにお返事ができないこともありますが、いつも元気をもらっています、ありがとうございます。
過去の心的外傷によるフラッシュバックや悪夢の影響、そして自分自身あまりにもつらすぎて一度くらいしか書いていませんが、子供のころから共に育った実家の猫ちゃんの他界が大きなきっかけとなり、2022はこれまでよりも一層のこと、"死"と常に隣り合わせであったように思います。
このとき考えていたことや心情については記録として残しておこうと思いますが、見ていて気分がいいものかはわからないので、公開するとしてもきっと100円くらいの有料記事として公開することになると思います。ですので見たい方だけ、ご自身の判断で見ていただければ。
あまりにも鬱が悪化しすぎると文章をゼロから作ることができなくなるようで、物書きの自分としてはそれがさらに負荷となり焦燥感にとらわれ、喪失感で体を満たされるような思いで今年の後半は苦しんでいたような気がします。
物書きの仕事がまったくできないということは収入がなくなるということ、貯金残高が5万円を切ったのを確認したときはさすがに「もうだめかもしれない」という絶望感と「いや学費と入学金貯めなあかん言うてるやろが何やっとるねん(怒)」という趣旨の(自分への)怒りで気が狂うかと思いました。
31歳なのに先行き不安で普通に泣いちゃった大人の女に「どうにもならないことなんかこの世の中にはほとんどないんだから泣かなくていいんだよ」と言ってくれた友人の言葉にはどれだけ救われただろう。いつもありがとう。
今はなんとか、生きていてよかったと思えています。こういうふうに何度もくりかえしながら人生というものは進んでいくんだろうな。
来年はまた新しい書籍の執筆がはじまり、今年まで血反吐を垂れ流しながら書いた本が発売になる、と思います。
今年も色々なところから、たくさんSOSが届いた一年でした。ほんの一瞬でも、苦しんでいたときに関わらせてもらった人たちは去年よりもいい年末を過ごせているだろうか、とか、社会の最適解を導くためには何が必要だろうか、とか考えてしまうことはたくさんありますが。
ひとまず自分は、いま目の前に山積みになっている仕事をがむしゃらにやりつつ、研究をやりたいという夢を叶えるために受験の準備を進めるしかないので、しのごの言わず、2023年も変わらず日々を生きてゆきます。
来年もまた、たくさんの人と出会えたらいいなあ。皆様、どうか良いお年を。