ばむばむ

音楽好き。 最新の曲、人気曲を中心に、おすすめの洋楽をピックアップ。 英語を勉強しようと思いながら早10年。 いつ本気出すのか。

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自己紹介-音楽バカ17年、生も死も音楽と共に

今さらだが、自己紹介をしたい。 “音楽”との出会いは13歳。 きっかけはラジオだった “ながら聞き”にかけたラジオ。 こちらの好みなんて関係なく流れてくる、 あらゆるジャンルの音楽に、脳みそも心も夢中になった。 ひたすら聞いては、消化し、吸収する喜びを知った。 ライブでは直に響く音楽の力を知った。 今は洋楽を聞かない日はない。 きっと死ぬまで洋楽を愛するし、死ぬまで聞き尽くす。 死と向き合い“本当”の音楽に気づく 社会人になって、歯車がうまく噛み合わなくなった。 私だ

    • MVも、歌詞も。-涙の洋楽クリスマスソング2曲

      もう12月。 暑さで己の形状を保てなかった1年でした。 そんな筆者が涙で溶けた、最新クリスマスソングを洋楽からピックアップ。 ストレートなのに詩にあふれて。 一言も“クリスマス”なんて歌詞にない。 マジックとしか言いようがない。 エド・シーラン ♪Under the Tree サム・クレッグ ♪Send Me a Sign

      • リンキン・パーク-“Heavy Is The Crown”『チェスターの代わりはいらない』

        リンキン・パーク ♪Heavy Is The Crown 再始動のリンキン・パーク。 エミリーという女性シンガーをヴォーカルに迎えたサプライズは、 瞬く間に世界中を駆け巡った。 だがやはり、故チェスター(前ヴォーカル)の、 感情表現に優れた芸術性の高い、あの歌声を懐かしむ声は多い。 私を含め。 考え方を変えなければいけないほど、彼の存在は大きかった。 間違いなく、『エミリーは彼の代わりになることはできない』 よって、『彼の代わりになる必要もない』 『チェスターの代わりは

        • マドックス・バトソン-底なしセンス、14歳の新たなカリスマ

          Maddox Batson(マドックス・バトソン) ♪X's あどけない笑顔。 人懐っこい表情。 「MV、このモデルの男の子かわいいな~」 ではない。 彼が、“アーティスト”なのだ。 まだ14歳だという。 正直、驚きを隠せない。 カントリーの素朴さと素直さにポップのセンスが光る、キャッチーな1曲。 父親はミュージシャン、自身も楽器奏者。 そのあふれる才能と感性は、年齢など関係ないのだと思い知らされる。 カリスマ性、感性、才能、SNSを駆使した自己プロデュース力。 嫉妬し

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          ジェリー・ロール-コラボで人気の彼は何者?

          2024年、jelly rollという名前の入った曲をよく耳にする。 大きな体。 太く、がさついて、インパクトのある、声。 感情がストレートに伝わってくる表現力。 なるほど、人気者には訳がある。 百聞は一見にしかず。 話題のコラボ曲をピックアップ。 ♪All My Life falling in reverseとコラボ。 くそったれが数々の失敗を重ねながらも、それでも前を向くために奮闘する1曲。 聞くと元気になること間違いなし。 ♪Somebody Save Me エミネ

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          ミーガン・ジー・スタリオン-『私はスター』日本語を楽しむ1曲

          ミーガン・ジー・スタリオン ♪Mamushi(feat.Yuki Chiba) なんだこれ。 面白い。 散りばめられた日本語の、 ユニークさとインパクト。 普段、“母国語”としては意識することのない、日本語を“音”としてとらえた感覚。 正直、中身はさておき。 まさに音を楽しむ、"音楽"だ。 1度聞くと、試しにもう一回聞きたくなり、 もう1度聞くと、脳にこびりつく。 「スター スター スター スター」 「キラキラ」 「わたしはスター」

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          ホールジー-輝きの陰に闘病、孤独、そして再起の1曲

          ホールジー ♪Lucky 最近、自身の病気を明かしたホールジー。 長い"お休み"と付き合い、 これからも続くであろう治療。 それでも音楽への熱意を失わない彼女に、 敬意を表したい。 MVでは、名声を得た歌手とファンの少女のカットが切り替わりながら進む。 孤独、虚構、不安。 たとえ、人から"恵まれている"と見えても見えなくても、 年齢や環境がまったく違っても、 同じ感情を抱えて生きている様子が描かれている。 だからこそ、この曲は多くの人の心に届く。 切なくエモい1曲。 曲作

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          カラム・スコット-素直に夏が来た喜びを感じる1曲

          カラム・スコット ♪Roots 夏が来た。 1度聞いたらリピート必須。 歌詞を知ればなおのこと。 長い時間軸、人生を顧みて、 あなただけの、roots-情景を懐かしみ、 愛する喜びを思い出して。 複雑なメロディ構成もない、 奇をてらったアイデアもない、 だけど、最高。 夏の風をさわやかに変える1曲。

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          ラナ・デル・レイ-“渇きと厳しさといつかの幻”の美しい新曲

          ラナ・デル・レイ、クエイヴォ ♪Tough 2人のコラボ曲。 ライターは自分の父や祖父の姿からインスピレーションを受け、 そしてラナ・デル・レイとクエイヴォが見事な1曲に昇華させた。 美しい、この言葉に尽きる。 メロディーラインとリリックは、 刺激的で、どこか懐古的で、コケティッシュで。 水の一滴まで搾りとられた赤土、 強く厳しい真っ赤な太陽、 過酷な日差しを浴びて赤く染まるだれか、 うだるような夏の夕方、熱帯夜に聴いていたい。

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          マシンガン・ケリー-太陽とひまわりとカントリーと

          mgk(マシンガン・ケリー) ♪sun to me 今、最もホットなジャンル、カントリーにmgkが名乗りをあげた。 ザック・ブライアンの、2022年アルバム『アメリカン・ハートブレイク』からこの曲をカバー。 アルバムのなかでも、あえて、ささやかなこの曲をカバーソングに選んだことは意外だ。 しかし、様々なジャンルを歌ってきたmgkだからこそ、この曲なのかもしれない。 アコースティックギターの音色、 少し陰鬱な“湿度”、 独特の“温度”、 気だるげなのに、あたたかな声。 太

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          サブリナ・カーペンター新曲-『ほらやっぱりね』って思わせないで

          サブリナ・カーペンター ♪Please Please Please “そんな人じゃないのよ。 私だけ見抜いてる。 みんなは気づいてない、彼の良さをね。” 周りから『やめておけ』と呆れられるようなダメ男が好きな彼女は、 そう信じている。 自分に言い聞かせて、彼の恋人でいたいのに、 案の定、問題を起こす彼に振り回されてしまう。 恋愛に対する不安と、恋人への失望、 しかし一筋縄ではいかない好きという感情。 すべて、 “Please please please ” に込めて。

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          Joost-ユーロビジョンの悔しさを“ばいきんまん”に乗せて

          Joost(ヨースト) ♪Luchtballon ??? MVの冒頭、男は、なぜかばいきんまんの気球に乗っている。 ユーロビジョン2024の“悲劇”のアーティスト、ヨーストだ。 しかし、気球は突然、銃撃を浴びて墜落してしまう。 なるほど。 どうやらこの曲、ユーロビジョンの事件を歌っている。 それもユーモアとポジティブをたっぷりに。 そもそもユーロビジョン知らないけど? ユーロビジョンとは、欧州放送連合が開催する歌謡コンテストだ。 国別にアーティストが曲をリリースし、 ス

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          レイ-7分の“創造”に目は釘づけ、脳はキャパ超えの1曲

          RAYE(レイ) ♪Genesis フジロック'24の出演が決まり、この夏、来日予定のレイ。 『これはいったい何なんだ!?』 曲を聞いて、MVを見た筆者は混乱した。 鳥肌が立った。 バケモノだ! MVは一言でいうと、芸術。 7分間、目は釘づけになった。 ポップス、コンテンポラリー? R&B、ヒップホップ? ジャズ、ゴスペル? あらゆるジャンルがミックスした、壮大で重厚な音楽の質量に、 脳はキャパを超えた。 強い閉塞感、暗く息苦しい、今の世界の縮図と孤独を叫び、 シンプ

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          マイルズ・スミス-星空と二人のウェディングソング

          マイルズ・スミス ♪Stargazing ウェディングとミリも関わりのない筆者も、 聞くと幸せな気持ちで満たされる。 ずっと身近にいたのに気づけなかった大切な人。 もうこれからは離さない。 壮大な宇宙空間に、二人の鼓動が絡み合うように響き合う。 曲名のように、夜空の星を見つめながら、 愛する人との将来を見つめて。

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          ビリー・アイリッシュ-『チヒロ』とリンクする『私』

          ビリー・アイリッシュ アルバム HIT ME HARD AND SOFT より ♪CHIHIRO 『チヒロ』と聞くと、誰もがピンとくる。 あのキャラクターだ。 そして、『ハク』を連想しない人はいない。 ジブリ映画『千と千尋の神隠し』からインスピレーションを受けたこの曲。 描かれるのは、『私』の2つの世界。 『彼』のいる世界と、『彼』が存在しない世界。 思い出せない記憶、潜在する深層心理が、 無意識に『彼』を求める。 すがるように近づくのに、愛は届かない。 思いは突き放され

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          音楽の大きな潮流-カントリーは今“開拓されている”

          “カントリー”という音楽ジャンルに出会ったのは、テイラー・スウィフトがきっかけだった。 あれから何年経っただろう。 カントリーは、今、新しい風が吹き、まさに“開拓”されている。 素朴でオーソドックス、“白人の音楽”、なんてもう古い。 カントリーはその精神を礎に、すべての人に開かれている。 現にビヨンセを筆頭に、これまでと異なるジャンルを歌ってきたアーティストが次々とカントリーソングをリリース。 世界のヒットチャートを揺るがしている。 それら想像を超えるクオリティは、 本質

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