【信州ブレイブウォリアーズ】vs秋田振り返り【2020.10.3】
B1リーグ2020-2021シーズン第1節1試合目、信州ブレイブウォリアーズvs秋田ノーザンハピネッツを振り返っていく。
※あくまで個人的な意見です。
試合結果
1Q:信州 12 - 23 秋田
2Q:信州 19 - 14 秋田
3Q:信州 12 - 22 秋田
4Q:信州 12 - 21 秋田
TOTAL:信州 55 - 80 秋田
選手評価
No.5 山本
秋田NHの激しいDFに対してボール運びから苦戦。シュート力を期待されて信州BWに加入したはずだが、FG0/2の1得点と結果を出せず。
No.7 井上
マック&ウェインがいないため15分以上プレー。OFでは得意の3Pシュートは炸裂せず、DFでも秋田NHのスモールラインナップに対して厳しいマッチアップを強いられた。
No.8 西山
山本同様、ボール運びに苦戦。秋田NHのブリッツDFに対してパスを通せない場面が何度かあった。FG1/8(3P1/5)は決して良いとは言えないが、FTを獲得して8得点を挙げた。
No.12 栗原
得意の3Pシュートはほとんど打たせてもらえず。昨シーズンから磨いてきたドライブも、秋田NHのコンタクトが激しく、ボールに対して手が出てくるDFに抑え込まれてしまった。B1レベルのDFにどれだけ早くアジャストできるかどうかが重要になってくる。
No.13 武井
勝負が決した4Qオフィシャルタイムアウト明けから、栗原・大崎を次戦に向けて休ませるためにB1のコートに立つ。得意のコーナー3Pを含む5得点を挙げた。
No.15 佐藤
ホーキンソンのバックアップとして11分プレー。勝久HCから与えられた役割をこなしていた。
No.19 大崎
2Q途中に連続3Pでチームに流れを引き寄せるも、それ以外に目立った活躍はほとんど無し。3Q途中にはPGを任されるも上手くいかず。
No.21 増子
得点能力を期待されて信州BWに加入したはずだが、結果はFG0/5(3P0/3)の0得点。アシストも0と得点に絡むことが一切出来ず。攻守共に戦術理解度の低さが見られた。ドライブを仕掛けてファールを誘うプレーは何度か成功していたので、そこから活路を見出したい。
No.24 ホーキンソン
17得点(FG6/6)12リバウンドと素晴らしい活躍。ゴール下で存在感を示した。不運なファールもあり、プレータイムが制限されてしまったのは残念。
No.34 小野
試合中ほとんどの場面で消えていたが、それは小野だけのせいではない。チームとしてボール運びが上手くいかず、小野までボールが渡らなかったことに原因がある。3Q途中から4Qにかけて、小野がボールを持った時には良いプレーが何度か見られた。
ポイントとなるチームスタッツ
①3Pシュート成功数(3PM)と3Pシュート成功率(3P%)
この試合、信州BWの3PMが5本、3P%が20.8%。過去2シーズン、1試合平均約10本の3Pシュートを33%以上の成功率で沈めたことで、B2リーグで成功を収めたチームとしては、この数字でB1のチーム相手に勝つのは難しいだろう。B1リーグで勝つためには、過去2シーズンと同等かそれ以上の精度が求められる。
②FG試投数(FGA)
この試合、信州BWのFGAが46本、秋田NHのFGAが67本。秋田NHの激しいDFに対して、信州BWはシュートまで持ち込むことが出来ず、FGAで20本以上下回る結果となった。
③ターンオーバー(TO)
この試合、信州BWのTOは23回。そこから30点を秋田NHに許した。B1での戦いでは、不用意なミスは命取り。早急な改善が求められる。
総評
信州BWにとって初めてのB1リーグ戦の結果は惨敗。試合を通してボール運びに苦戦。試合序盤はハンドオフスクリーンでOFを組み立てようとするも、秋田NHの激しいDFの前に上手くいかず。オンボールスクリーンも秋田NHのブリッツDFに潰された。信州BWの代名詞とも言えるチームDFもほとんど機能せず。課題だらけの1戦となった。