【信州ブレイブウォリアーズ】2022年オフシーズンの補強ポイントとおすすめ選手

こんにちは、ぬまくらです。
今回は私が個人的に考える信州BWが2022年のオフシーズンに補強するべき部分と、補強ポイントに合致しそうなおすすめ選手について書いていこうと思います。

はじめに

はじめに...というか前提条件のようなものになります。
これを前提としておかないと補強ポイントとかおすすめ選手の話はできないよね、ってやつです。

①三銃士&外国籍選手は残留

これはマストですね。実際にはオフシーズンにどれだけの選手入れ替えがあるか分かりませんが、このnoteでは少なくとも三銃士と外国籍選手は残留する前提で書いていきます。この6人が残留って事にしないと補強ポイントだらけになっちゃうので...。

②実現性は考慮しない

このnoteで名前を挙げるおすすめ選手はあくまで私個人の妄想ですので、実現性は全く考慮していません。なので、
「絶対に○○があのチームから移籍する訳ない!」
「あのチームが○○を手放す筈がない!」
と思われるような選手名も出てくると思います。そこはあくまで私個人の妄想ですので(2回目)。

③シーズンの呼び方

このnoteの中では、

・2020-2021シーズン→昨シーズン
・2021-2022シーズン→今シーズン
・2022-2023シーズン→来シーズン

と表記します。

信州の補強ポイント

個人的に考える信州の補強ポイントは以下の通り。

①熊谷のバックアップPG

おそらくこれがオフシーズンに信州が補強するべき最大のポイントでしょう。
今シーズンの信州は熊谷西山大崎というタイプの違う3人のPGでローテーションしていました。このローテーションの考え方自体は決して悪くなかったと思います。同じポジションに異なるタイプの選手を並べるのは『試合の流れを変える』という意味でとても有効的な戦略です。
ただ、今シーズンの信州は『試合の流れを変える』ためにPGを交代した場面はあまりなかったと思います。どちらかといえば『熊谷を休ませる』ために控えのPGと交代していた場面の方が多かった印象です。つまり、熊谷が機能していてもどこかで休ませるためにタイプの違うPGを出場させないといけなかったので、『チームとして機能していた事がPGの交代によって機能しなくなる』といった場面も多々あり、個人的には「熊谷のバックアップに熊谷がいればな…」と何度も思いました。

まあ実際には熊谷が2人なんて事はあり得ないので、『熊谷と同タイプのPG』という事になるのですが、じゃあ「一体『熊谷と同タイプのPG』ってどんな選手なのか」について考えると主に以下の2つの特徴が挙げられると思います。

・安定感のあるボールキャリー
・前線からプレッシャーをかけるDF

この2つの特徴が熊谷の方が西山大崎より明確に優れている要素であり、勝久HCのシステムに欠かせない選手になった理由でもあります。来シーズン、熊谷が出場していない時間帯にボールキャリーの安定感を欠いたり、DFのインテンシティを下げないためにも少なくとも1人は『熊谷と同タイプのPG』をバックアップPGとしてベンチに加えるべきだと思います。
しかし、簡単に『熊谷と同タイプのPG』と言ってもそんな選手がBリーグにたくさんいる訳もなく、いたとしてもチームの主力として長い時間プレーしている選手ばかりです。そんな選手達を熊谷のバックアップPGとして連れてこようとしても、満足のいくプレータイムが与えられない事は明白なので中々難しいでしょう。仮に、今シーズンと同様に来シーズンも熊谷が平均26分30秒プレーするとしたら平均13分30秒しかプレータイムを与えられない訳なので...。そんなプレータイムを受け入れてくれるような選手の中に熊谷と同じ事ができるような選手はおそらくいないと思います。そこで、個人的におすすめしたいのが『熊谷と同時起用できるコンボガード』です。PGとしてだけでなくSGとしてもプレーできる主力級の選手であれば、2つのポジションで起用する事で満足のいくプレータイムが確保できると思います。
なので最終結論としては、熊谷のバックアップPGとして【熊谷と同タイプで同時起用できるコンボガード』が信州の補強ポイントにマッチすると考えます。

②得点力のあるウイング

優先度はPGより下がりますが、ウイングも補強が必要でしょう。信州に得点力のあるウイングが必要な理由は主に2つあります。
1つは岡田前田の他にウイングでOFの起点になれる選手がいない事です。この役割は岡田前田以外だと栗原が昨シーズンから挑戦していますが、なかなか結果が出ていません。今シーズンも味方が作り出したシュートチャンスで3Pを狙うシューターとしては一定の活躍を見せましたが、OFの起点としては厳しい内容でした。もし、岡田前田以外にOFの起点になれるウイングがいないままだと、岡田前田のいずれかはコートに立っていないといけない、もしくは2人同時にベンチに下げた場合はPGの熊谷に負担が大きくなる、といった不都合が発生するのでオフシーズンに補強するべきでしょう。
もう1つは三ツ井の役割が減少している事です。三ツ井の役割とは所謂『エースキラー』ですが、今シーズンからはこの役割を前田と分け合う事になりました。その結果、「前田1人でエースキラーの役割を遂行できてしまう試合では三ツ井にあまり出番が回ってこない」という現象が発生するようになりました。具体的な数字で言うと、昨シーズンは平均23分近くあったプレータイムが今シーズンは16分台に減少。昨シーズンは出場した全試合で最低10分以上はプレーしていたのが今シーズンは10分未満の出場だった試合が8試合ありました。このような「エースキラーの役割は前田1人でなんとかなる試合」でOF能力の低い三ツ井を起用するメリットはあまりないので、代わりに得点力のあるウイングを起用できる準備はしておくべきだと思います。もちろん、前田1人ではエースキラーの役割を遂行できない試合はいくつもあるので、三ツ井が信州にとって必要不可欠な選手である事は言うまでもありません。
いくら得点力のあるウイングが信州には必要だと言っても、全くDFのできない選手では信州でプレーするのは難しいでしょう。なので、『(なるべくDFもできて)得点力のあるウイング』が信州の補強ポイントになります。

③日本人ビッグマン

これについてはおまけのようなものです。
あえて理由を挙げるとしたら、マックを3番で起用するビッグラインナップを長い時間やるなら日本人ビッグマンがマット1人ではまだ少し不安だという事でしょうか。あとは外国籍選手が複数人同時に怪我やコンディション不良になる可能性に備えた保険的な意味合いです。
日本人ビッグマンはいくらチームにいても困らないので、枠が空いてるなら複数人欲しいですね。

おすすめ選手

信州の補強ポイントに合致しそうな選手をポジション別に紹介していきます。

【PG(コンボガード)】

・コー・フリッピン(琉球)

PG(コンボガード)の1人目は琉球のフリッピンです。
この選手の特徴はなんといっても高い身体能力。とんでもないスピードとバネを持っており、それを活かしたDFが最大の武器です。ハンドリングも良いのでボールキャリーも問題ありません。ドライブも得意なので三銃士と同じようにハンドラーとしてOFの起点になれるのも高評価です。
ただ、琉球と相思相愛に見えるので移籍の可能性は限りなくないかもしれませんが、チャンスがあるなら絶対狙って欲しいですね。


・テーブス海(宇都宮)

2人目は宇都宮のテーブスです。
スピードとハンドリングの良さが特徴的な選手で、特に体から離れた位置でボールを扱えるのが魅力的です。ドライブができてパスも上手なので信州のPnRを多用するシステムにマッチすると思います。
現状でも宇都宮で一定のプレータイムを得ていますが、この選手のポテンシャルを考えると少し物足りないところ。ただ、テーブス自身も伸び悩んでいるところがあり、今以上のプレータイムを望むのであれば一皮剥ける必要があると思います。もし、選手としてステップアップするために環境を変える選択肢があるのであれば、是非信州に来て欲しいですね。

 ・キーファー・ラベナ(滋賀)

3人目は滋賀のラベナです。
この選手はもちろんスキルもトップレベルですが、なによりもメンタルが素晴らしいです。OFでチームを引っ張るだけでなくDFやルーズボールにも全力で取り組むハードワーカー。勝久HCの言う「一緒に日本一を目指す気持ち」を持ってる選手だと思います。
ラベナはアジア特別枠という1つしかない枠を使わないと獲得できない選手ですが、この選手を信州に加えるチャンスがあるのであれば絶対に使うべきでしょう。

【ウイング】

・佐藤卓磨(千葉)

ウイングの1人目は千葉の佐藤です。
千葉では3&Dをやっていましたが、この選手のポテンシャルを考えるとこの役割をやらせておくのは勿体無いと思います。もともと滋賀にいた頃はサイズと身体能力の高さを活かしてドライブを仕掛けるプレーが特徴的でした。
信州に来てハンドラーをやるようになれば前田のように大きくステップアップする可能性のある選手だと思います。千葉で3&Dを任されているDF力と3Pの精度も高評価ですね。


・川村卓也(西宮)

2人目は西宮の川村です。
年齢的にもベテランの域に到達して年々スタッツは落としていますが、川村のOFセンスは常に魅力的です。得点力はもちろんですがパス能力も高いところが信州のシステムに合うと思います。岡田熊谷とチームメイトだったのもプラスですね。
ムードメーカー的な意味合いでも重宝すると思うので、獲得がマイナスに働く事は絶対にないでしょう。DF面は...ソコマデワルクナイヨー。

【日本人ビッグマン】

・山本浩太(三河)
・平岩玄(東京)

日本人ビッグマンでおすすめしたいのがこの2人。
それぞれの特徴などは割愛しますが(プレータイム少な過ぎて書く事があんまりない...)、マットと競い合える日本人ビッグマンとしてサイズや年齢的にもとても良いと思います。
2mを越える日本人ビッグマンが複数人いるチームはほとんどないので、マットに加えてもう1人獲得する事ができれば他にはない強みになるでしょう。

まとめ

昨シーズンの課題だったボールキャリーや得点力不足といった部分を、三銃士の獲得によって修正した勝久HCの手腕は2022年のオフシーズンにも発揮される事でしょう。日本一のチームになるためにどのような補強をするのか凄く楽しみです。
個人的なおすすめ選手については、妄想が捗り過ぎてまとめるのが大変でした(笑)。他にもおすすめしたかった選手が何人かいるので、それはそのうちTwitterとかで書こうと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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