【信州ブレイブウォリアーズ】vs川崎振り返り【2020.10.24】

B1リーグ2020-2021シーズン第5節1試合目、信州ブレイブウォリアーズvs川崎ブレイブサンダースを振り返っていく。
※あくまで個人的な意見です。

試合結果

1Q:信州 18 - 23 川崎
2Q:信州 18 -  9 川崎
3Q:信州 18 - 16 川崎
4Q:信州 18 - 18 川崎

TOTAL:信州 72 - 66 川崎

試合展開

1Q、川崎は外国籍選手2人帰化選手1人のコートon3でスタート。ビッグラインナップを活かしてミスマッチを起点にオフェンスを展開、序盤は川崎優勢で試合を進める。信州も3Pシュートを中心に得点を重ね、なんとかついていく。
2Q、信州はウェインを中心としたディフェンスで川崎を抑え込む。オフェンスでは1Q同様、3Pシュート中心に得点を重ね、ついに逆転。川崎は、信州のディフェンスに対してシュートタッチをつかめず。このQ、9点しか取れなかった。
3Q、信州はウェイン・栗原を中心に、川崎はファジーカスを中心に得点を重ねる。一進一退の攻防が続き、信州が僅かにリードを広げた。
4Q、信州は試合を通して固いディフェンスを継続。差を少しずつ広げ、最大で13点のリードを奪う。しかし、終盤に辻の3本の3Pシュートなどで川崎が5点差まで詰め寄る。最後は、信州がホーキンソンのフリースローで逃げ切った。

ポイントとなる選手

信州 No.24 ホーキンソン
信州のトップスコアラーは、この試合でも28得点を記録。マックがチームに合流してからは3Pシュートを打つ機会が増えていたが、この試合ではついに3Pシュート試投数が2Pシュート試投数を上回る結果に。高い精度でシュートを沈めた(2P6/6、3P4/8)。

信州 No.12  栗原
チーム最多となる約35分間プレーした栗原は、3Pシュート3本を含む11得点に加え、6リバウンド5アシストとオールラウンドな活躍。ディフェンスでも良いプレーを見せた。2Q、3Qはフル出場。

信州 No.50 マーシャル
信州の大黒柱がついにチームに合流。久々の試合だったせいか、ゴール下のシュートを外す場面もあったが、約15分プレーして6得点3リバウンドを記録。2Qにはブロックショットを決めるなど、守備でも貢献した。

川崎 No.22 ファジーカス
川崎のエースは26得点15リバウンド4アシストを記録。どんな状態からでもシュートを決め、信州を苦しめた。

川崎 No.14 辻
日本屈指のシューターである辻だが、4Q途中まで全くシュートが入らず。しかし、4Q残り4分を切ったところから3Pシュートを3本沈め、信州を追い詰めた。

ポイントとなるチームスタッツ

①ターンオーバー(TO)
今シーズン、ずっと課題だった信州のTOだが、この試合では8個と大幅に改善。ミスを減らしたことで、チームに勝利をもたらした。

②リバウンド
試合開始からコートon3でスタートするなど、高さが武器の川崎に対して、リバウンドで負けなかった信州(信州43、川崎42)。これまでだとリバウンドが取れず、相手に流れを渡してしまうケースが多かったが、この試合ではそれを許さなかった。

総評

ついにウェインが合流し、外国籍選手が全員揃った信州。強豪・川崎との対戦だったが、今シーズンの課題だったターンオーバーやリバウンドを改善した信州が、固いディフェンスで川崎のオフェンスを抑え込み、72-66で勝利。開幕6連敗の後2連勝となった。

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